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嵐、襲来
「え、あの、ちょっと…何これ?」
「オレに聞くな…」
ジャスティンに抱き締められたまま首だけぎぎぎと音を立てるかのようにこっち向いたダイスケは、なんかもうかわいそうなくらい混乱してた。
そんな時にタイミングよく先生が教室に入ってきて、二人に声をかけた。
「噂の留学生かしら?ちゃんとテキスト見せてもらってね」
にこにこと爆弾落として、自分は今日の授業をスタートさせる。
放心状態でダイスケが後ろ向きで席に着くと、さらりとその頬をジャスティンが撫でた。
なんだかよくわかんないけど、オレ達の邪魔しないつもりなんだってのはわかった。
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