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やくそく
【大介side】
「えっ、お前センターじゃないの⁉︎」
どれくらい抱き締められていたのだろうか、いい加減にしないと昼飯にありつけないとその腕を解かせ、購買へと続く廊下を並んで歩く。
自然と話題はバスケの話になる。
「ああ、うちじゃもっとデカい奴がセンターだ」
「マジか…」
ジャスティンよりもデカい高校生…俺と並ぶと大きく見えるけど、上には上がいるのか。
購買でパンとジュースを適当に買って、そのまま体育館へ二人で向かう。
いつも双子と一緒に食べているから、今日はジャスティンと食べると断りのメールを継にしたら、よろしくやれと返ってきた。意味わかんねえ。
「約束だからな、シュート練習付き合えよ?」
「もちろん、お礼はキスで」
「ふざけんなバカ顔面にボールぶつけんぞ」
ジャスティンの体格からしたらセンターじゃないかと思ってたけど、違うらしい。なら俺と同じガードか?
こないだのあのシュート、すごく綺麗なフォームだった。
別の事まで思い出しそうになる頭をふるふると振って、体育館の入り口に並んで座った。
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