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愛言葉

【継side】 創がすっげぇ美味そう。イイ匂い。 食器洗った後につけたハンドクリームのせいらしいんだけど、きっとそれだけじゃない。 創はいつでも美味そうだけど。 「あっ、んん…まって、」 「待てない。ムリ」 こんな美味そうな匂いプンプンさせてんのにオアズケくらうとかあり得ない。今欲しい。 ぽいぽいと創の服を剥ぎ取って、ソファに押し倒した。 「ンッ…ふ、ぁ…」 「あま…」 唇をぺろりと舐めて、そのまま中にある創の舌とオレのを絡める。さっきまで飲んでたココアのせいか、めちゃくちゃ甘かった。 少しずつ息が上がってきたタイミングで、ゆっくりと唇を離す。とろんとした目で見上げてきて、ふわりと微笑まれた。あーもう、マジ可愛いから!!!! 首筋に吸い付いて、紅い印をつけていく。あ、やべ、怒られる? 「んっ…こら、ダメでしょ?」 「ゴメンって。ほら、こっち集中しろよ」 「もう…」 すでにぷっくり膨れてる乳首を指先で撫で回すと、オレの動きに反応するように創が体を震わせる。甘い声で啼くのがたまんねえ。 吸い付いて舐めまわして、少しだけ歯を立てて噛り付いて。脇腹辺りを撫で回せば、彷徨っていた創の手のひらがオレの髪を掴む。 「はっ、あ…継…っ」 潤んだ目で見んなよ、我慢出来なくなる。分かってんのか? 耐えらんなくなる前に目線を外した先に、創の服があった。カーディガンのポケットからはみ出してるハンドクリームのチューブ。匂いの元はこいつか… 創の髪を撫でてやってから、ハンドクリームに手を伸ばす。緑色のパッケージに紅いリンゴが描いてある。蓋を開けようとしたら、創に腕を掴まれた。 「け、え…何、するの?」 「ん?解さないと痛いだろ」 「やっ、ちょ、待って待って!」 ぐいぐいと腕を抑えられて動きを封じられる。まあ振り解けないわけじゃないけど。 どうやらハンドクリームを孔に塗り込むのに抵抗があるみたいだ。だってここにローション的なのこれしかないし。創が傷付くなんてイヤだから。 「イヤならオレが舐めるけど?」 泣きそうになってる創の額にオレのをコツンと当てる。じっと見上げてくる瞳が揺れてるのがわかる。 真っ赤になって視線を外すと、諦めたみたいにため息を零した。 「…継が、して……」
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