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隣にいていいのは
【継side】
部屋に戻ってドアに鍵をかける。まああいつらは来ないだろうけど。
リビングから繋いだままの手を離すことなくベッドへ腰を下ろすと、創が膝を跨いで座ってきた。正面から見つめ合って、引き寄せられるみたいに唇を合わせる。
いつだって甘い創を、これでもかってくらい貪ると、キュッとシャツを握って流されないように耐えてるのが可愛い。
「ん…っ、はあっ、」
「創、可愛い。大好き。愛してる」
だからずっと隣にいて…
つ、とパジャマの隙間から手のひらを差し込み、脇腹から撫で上げる。たったそれだけなのに、オアズケ食らってるオレはかなり興奮していくのがわかった。
「ん…」
「創、食べていい?」
「いいよ、全部あげる」
ふわりと笑ってくれる創の鎖骨に噛み付いた。軽く吸い上げるだけで紅い花が咲いていくみたい。
パジャマのボタンを外して、それとは違う蕾に舌を這わせる。
「ふあっ、んん…」
「可愛い…」
「はあっ、継の、おっきくなってる」
膝の上に座る創が、オレのそこを撫でる。ぞわりと何かが込み上げてきて、むくむくと形を変えていく。
なんか恥ずかしくてカッコ悪くて悔しいけど、そんだけオレが創を好きってしるし。
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