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隣にいていいのは
チロチロと創の乳首を舐めるオレの頭に手をやり、指先に髪を絡めて創が頭を撫でてくれた。時折きゅっと背中に回された腕に力が入る。
服の上からでもはっきり分かるほどに形を変えた部分を擦り付けて、創の胸からゆっくり離れた。
「ごめん、」
「…え?」
いきなり謝ったので、何がなんだか理解出来ない創のきょとんとした顔が可愛い。
「…今日は優しくしてやれないかも。好き過ぎ。我慢とかムリ」
「継……全部あげるって言ったでしょ?」
「じゃあ創のちんこ舐めたい」
「じゃあって…それ会話繋がってないし」
くすくすと笑いながらちゅ、と唇を軽く触れ合わせ、頬を包み込まれて視線を合わせてくる。オレを言い聞かせる時の創の癖だ。
「今継が考えてるの、きっとおれと同じだよ。愛したいし、愛されたい」
でしょ?と小首を傾げて確認してくる。
ああもう、敵わない。
ヤバい。ほんと好き過ぎて困る。
もともと一つだっただけあって、他の誰よりもオレの事を分かってる。嘘も隠し事もすぐバレる。
「…創のちんこ舐めたい。創もオレの舐めて?」
「良く出来ました」
オレの本音、それはお前が望むことでもあるんだろう?
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