148 / 507

隣にいていいのは

こくり、創の喉がオレの出した精液を飲み込んで、創の身体の一部になる。オレも同じように創のを飲み込んで、ゆっくりと口を離して起き上がった。 「創…ちゅーしたい、していい?」 「ん、けぇ…」 少しぼーっとしてる創の唇にちゅ、ちゅ、と重ねるだけで、なんか今はすげえ満たされる気がする。 ゆっくりと首に回された創の腕と、腰に絡まる脚。 うっすらと開いた潤んだ瞳に映ったオレは、余裕の無い顔だった。 「継…はやく、ひとつになりたい…」 「ん、オレも。余裕なさ過ぎてかっこ悪くても笑うなよ?」 「継はいつでもかっこいいよ?」 いつも惚れ直しちゃうもん。そう耳元で囁いてくれるもんだから、一瞬でオレのちんこが復活した。 「ほら、来いよ、創?」 「ん…」 オレのちんこを穴に充てがって、跨った創がゆっくりと体を沈めてくる。 下から一気に突っ込みたいのをグッと我慢して、創のタイミングで奥まで入るのを待った。 「はっ、あ…ぅんん」 「無理、すんなよ?」 「んっ、だいじょぶ…ふあ」 どうにかカリの部分が入り切って少し楽になったのか、一息ついた創がにこりと微笑む。マジ天使!あ、ごめん、今ので多分またデカくなったかも。 ゆっくりと沈んでいく創の歪む眉が辛くて、でも綺麗で、可愛くて。 早くその瞳にオレを映して欲しかった。
0
いいね
2
萌えた
0
切ない
2
エロい
2
尊い
リアクションとは?
コメント

ともだちにシェアしよう!