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隣にいていいのは

イッた直後の創は綺麗だ。瞳は潤んでいて、唇からは絶え間無く儚い吐息が漏れて、汗ばんだ白い肌はしっとりしていて。 そんな状態なのに、それでもオレを求めてくれるのがすごく愛おしく思う。 「はあっ…継、キスして…えっちいキスいっぱいして…?」 「っ、可愛すぎんだよお前は」 ああもう、どんだけ天使なんだよ! 「ん、は、あ…ぁむ、んぅ」 「可愛い、このまま食っちゃいたい」 なんて、絵的にはオレが食われてるんだけど。ちんこ食い千切られそうでヤバい。 柔らかい唇をはむっとして、ぺろぺろ舐めながら創の顔に掛かる髪を払ってやったら、すげえ気持ち良さそうに目を細めるのが見えた。 そっと耳の裏に手を当ててそこを塞いでみる。うわ、超締まる。 「創、ベロちゅーしたい」 「ん、ふあ…」 そろそろと出て来る紅い舌を絡め取って、ぢゅる、と音をわざと立てながら吸い付く。ぴくりと震える肩を撫でて、そのまま体を辿って乳首を転がすように嬲る。 指の間に挟んでみたり、少し爪を立てて引っ掻いてみたり。唇の端から溢れてくる唾液を指で掬ってそこに塗り込むと、ぬるりとした感触が加わって更に締まる。 「はあっ、創…」 「ひぅんっ、やっあん…っ!」 ポタポタと創のちんこの先から垂れた雫が水溜りになった。まだ動かしてないのに中がうねって、創がイきそうなのがわかる。 なのに、突然創が自分で根元部分をぎゅうっと握って、オレの方を見上げてきた。 「けえっ、やだ…いっしょ、が、いいっ…」 「ん、オレも。一緒にイこうな」 ちゅ、と唇を合わせると、創が嬉しそうに微笑んでくれた。それを合図に腰を進める。 さっきまで擦っていたところよりも更に奥、でも一番イイところは外して。なんでかって?そんなの決まってる、創にもっともっとオレを求めてほしいから。 「あっあ、ぅんっ…けえっ!んっ、」 「ん、なに?」 「うっ、ん…もっと、はぁっ、おく…い、ぱい、」 「…ここ、だろ?」 「ふあああっ!やっ、あ…っふ…」 手をつないで、唇を合わせて、創の一番奥を目指す。 ぴちゃぴちゃ、ズチュズチュ、という水音と創の声だけで昂るのがわかる。余裕なんてない。ただ、創が欲しくてたまらない。 オレだけを見て、オレの名前だけ呼んで、オレの事だけ求めて。全てをオレのものにしたい。 「っ、創、愛してる…」 「あ、継、けぇ…んっ!ふぁあっ……っ!」 一際高い声をあげてオレのちんこを締め付けたあと、びゅるっと創の精液が吐き出された。ぎゅっと握られた手のひらから力が抜けて、はふはふと唇を動かして。 そこに荒い呼吸のままちゅ、と唇を合わせてやると、焦点の合わないままの瞳でオレを見上げてきた。 「継…あぃ…て、る…ず、と…とな、り……て………」 オレだって、お前と同じくらい愛してる。 だから、ずっと隣にいて…
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