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離れる熱が愛しく感じた

【ジャスティンside】 触れるだけのつもりだった。でも、その熱を知ってしまったら止められなくて。 一度離れて潤んだ瞳を見つめた。ゆっくりとそれが閉じられて、再び重ねる。そこはとても甘くて柔らかくて、依存性があるんじゃないかというくらい気持ちが満たされる。 何度も何度も触れては離れ、離れてはまた触れて。 触れるたびにどんどん熱を帯びていって、それがこちらに伝わってくるみたいに体温が上がるのがわかった。 「っはあ、んっ…」 「…ダイスケ、so cute」 きゅっと握られた手のひらを握り返し、ダイスケの後頭部を更に引き寄せて深いところまで求める。甘い吐息ごと受け止めて、もっともっと求めた。 「そこら辺でストップ。もう人来るよ?」 不意に聞こえたソウの声にびくっと震えたダイスケが可愛いと思うんだから、もうどうしようもない。
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