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その瞳に映れる事の幸せ

【ジャスティンside】 なんかもう我慢が出来なくなって、思わず天を仰いだ。なんなんだもう、殺す気か。 頬に触れた掌に擦り寄って来る。ああ、このまま奪ってしまえたらどんなにいいか。 その柔らかな唇に触れたのはほんの数秒。でも、もっともっと長く感じた。 ただ触れ合わせただけなのに、心の奥が暖かくなって、離れ難くなる。じわじわと何かがゆっくりと滲み出てきて、なんだか暖かい気持ちになる。 「…I love you」 唇を重ねたまま伝えると、そっと離れた。 きっと少し、いやかなり重い言葉だろう。けれど、今伝えたいんだ。 早くその瞳にオレを映して…
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