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愛の重さ 6話
酔った上に激しい行為を行ったせいもありyoshiは熟睡していた。
乱れまくったシーツ。
ベッドの横のゴミ箱には使用済みのコンドームが捨てられている。
ちゃんとゴムを使ってくれているのかと思いもするが、 まだ幼さが残る彼を抱く行為に腹立たしく思いもする。
豊川が初めてだったのだろうか?
どうして子供で居てくれないのだろう?
「兄さんが生きてたら、どうしたかな?父親の友人に抱かれる事を許した?」
独り言のように呟く。
脳裏に豊川に抱かれるyoshiの姿が浮かび、頭を振る。
「僕も好きなんだよyoshiの事………どうして、僕じゃダメなんだよ?」
ナオはyoshiの頬を撫でながら思いを言葉にする。
「ずっと、ずっと好きだったんだ。守るのは僕だけだと思っていた」
そう、ずっと側で守っていたのはナオだった。
小さい彼を純粋に守りたかったのに、不純な気持ちがいつの間にか心に迷い込み、ぬけれなくなった。
自分も子供のままで居れたら良かったのに。
ナオはyoshiの唇にキスをする。
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「逃げないから手、離してよ。逃げれない事くらい分かるし、どうせなら楽しみたい」
拓海の言葉で真鍋は手を離す。
「流石拓海だな、良い子だ」
真鍋は拓海の頭を撫でる。
「本当に良い子だね。じゃあ、まずフェラしてくれるかな?」
相模は自らファスナーを降ろして陰茎を出す。
既に勃起しているモノを拓海はくわえる。
「んっ、……うまいな」
拓海の舌使いに息を荒く吐く相模。
*******
「……っ、加減にしろ!」
豊川は薫を突き飛ばす。
「帰る」
豊川は降りる為に頭上に見える階数の表示の次の階数ボタンを押す。
「冗談だよ」
ニヤリと笑う薫。
「ふざけるな」
豊川は睨みつけ、押した階に着き、ドアが開くとすぐに外へ出た。
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くちゅっ、ちゅっ、
豊川の寝室で粘着質の音が響く。
押し付けるだけのつもりのキスが深いキスに変わり、直の舌がyoshiの口内に入り、絡む。
夢中でキスをしていた。
yoshiが起きるとか、 豊川が帰ってきたらとか、 そんなのは頭には無かった。
ただ、 好きという感情が先走ってしまって止められない。
唇を離し、頬やまぶた、額にもキスをする。
そのキスが首筋に移り、鎖骨や胸、 唇を押し付けては吸い付く。
赤くつくシルシ。
気づけば馬乗りになり、自分も服を脱いでいた。
裸でyoshiを抱きしめる。
温かい………。
抱きしめた身体は大人になっていて、
初めて出会った頃から、すっかり大人になっている。
「ごめん、兄さん……兄さんのyoshiを汚してもいい?もう、無理だ。黙って他の男に持っていかれるのは嫌だ」
もう限界。
あんな淫らな姿を見せられてしまったら耐えられない。
純粋な愛なんてない。
********
「んっ、やっ、いやっ」
拓海への愛撫が進む。
相模と真鍋の二人で交互に愛撫を繰り返される。
シャツは着ているけど羽織っているだけ、 下は太ももまで下着ごとずらされ、相模が拓海の陰茎をくわえてフェラを始めていた。
「やっ、あっ、」
真鍋にまた押さえられた両手。
逃げられない。
この二人に交互に犯されるのを待つだけ?
諦めようとしても、 汚れていく自分が嫌いになりそうで怖い。
相模の手が後ろに伸びる。
いや、
いやだ!
たすけて、なおっ
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