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強さ 2話

「んっ………はあっ、たける……」 身体中を舐められたり吸われたりyoshiは甘い吐息から喘ぎ声へと変わっていく。 その姿が可愛くて、行為が止まらなくなる。 短パンを脱がすと足の付け根にもつけた覚えがないキスマークを見つけた。 ここにあるという事は全裸を見てる事になる。 前もyoshiの首筋近くにキスマークがあったし、もしかしたら、ちょこちょことyoshiの身体を……………と要らぬ嫉妬心がまたフツフツと沸いてくるのを感じた。 誰にも見せたくない彼の身体。幼さが残り綺麗な身体を抱けるのは自分だけ。そう自分だけしか許したくない。 豊川はそこにも吸い付いた。消したい……自分以外の誰かにつけられたシルシなんて消したい。 愛撫のせいでyoshiの中心部は大きくなっていて、口にくわえてしごきだす。 「あっ、あんっ」 ビクンビクンとyoshiは身体を反応させ喘ぎ声が大きくなる。  自分だけしか聞かせたくない感じる声。 ナオはこの声も聞いたのだろうか?そして、どこまで触った?どこまで愛撫した? やってはいないと言ってたけれど、ここは触られたのだろうか? 豊川は足をさらに開かせ、後ろの穴へと指を入れた。 「んんっ、あっ、たけるっっ」 シーツをギュッと握る姿が視界に入り、もっと乱れさせたい、自分だけで頭も心も身体もいっぱいにしたい。  なんて支配心が生まれてくる。 ナオがyoshiを好きだったのは薄々気付いていたのかも知れない。 yoshiを見つめる瞳が違うように感じていた。 喉の奧まで飲み込むようにyoshiの陰茎をくわえたまま頭を上下に動かす。 「あああっ、」 yoshiは声をあげ、豊川の口内に射精して果てた。 はあっ、はあっ、と荒い息が豊川の耳に届く。 ゴクンッと精子を飲み、yoshiの陰茎を綺麗に舐めあげた。 息を整えるyoshiの顔を撫でる為に彼の上に体重をかけないように手をついてかぶさる。  「挿れてくんないの?」 豊川を見上げるyoshi。 「挿れたいけど、マコトが来る」 耳たぶや首筋にキスを落としながら答える。 「タケル我慢できんの?勃ってんじゃん」 yoshiは豊川の股間を触る。  「こら」 「ねえ、しよ?」 「だめ」 「してよ!」 ギュッと抱きついてくるyoshi。 「なおとやろうとしたから嫌?嫌いになった?」 抱きついてくるyoshiは声が震えていた。

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