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小悪魔VSドS 3話
予想以上の豊川のテクニックぶりにyoshiは、イキそうだった。
嘘だ!俺、こんな早漏じゃない!
こんなに早くイッたら呆れられる!
「たける、待って!タケルのもやってあげるから」
yoshiは必死に身体を起こし、手で豊川の顔を退けようとする。
豊川は口からyoshiのソレを解放し、yoshiはホッとした。
豊川がネクタイを外したので、彼も脱ぐのかとyoshiは起き上がったが、すぐに両手を掴まれ、ネクタイで縛られた。
「や、何?」
不安になる。
ベッドは都合良くパイプベッド。
豊川はyoshiを押し倒すとパイプベッドに両手を縛りつけた。
「やだ、ほどいて!」
必死に両手からネクタイを外そうとするが外れない。
豊川は、シャツをめくり、舌先で下半身まで一直線に舐める。
線を描くように。
「やあっん」
ビクン、と身体が跳ねる。
豊川の舌先はあっという間にさっきまでしゃぶられていたペニスを捕まえる。
「んっ、ヤダ、あっ、あっ」
yoshiは広げられた脚をなんとか閉じようとするが、豊川が阻止する。
やだ、イッちゃう!
くわえられたペニスは豊川の口の中で弄ばれる。
尖端にある穴をわざと刺激する豊川の舌先。
イク!ヤバイ!
なんとか持たせたい!
「たける、ほどいて!ヤダってば」
必死にお願いするが、それを無視するよに豊川は先を軽く噛む。
「あっん」
思わず声が出る。
豊川はその声を聞くと、頭ごと激しく動かしピストン運動を繰り返す。
タケルのばかーっ!
とyoshiは心の中で叫んだ。
身体が大きく跳ね、頭が真っ白になった。
ドクンッと自分のモノから熱い白い液体が出た瞬間を感じた。
イッてしまった敗北感。
たぶん、フェラされて数分くらい?
早漏じゃん俺。
大きく息を吐く。
豊川の口の中に射精してしまった。
豊川は出された精液を吐き出す事はせずに、飲み込んだ。
yoshiは身体を火照らせ息を荒く吐く。
「気持ちよかったか?」
見下ろすとyoshiは涙目だった。
「気持ちよかったけど、止めてっていったじゃんバカ!」
と怒り出す。
「気持ち良かったのにどうして怒るんだ?」
「こんな、…こんな早くイクとは思わなかったんだよ、解けバカ!」
早くイッてしまった悔しさからかyoshiは悪態をつく。
そんなyoshiも可愛い。
「可愛いな嘉樹は」
クスクスと笑う豊川にyoshiはムッとして、
「笑うなバカ!意地悪野郎!」
悪態つくyoshiは駄々こねた子供みたいだ。
豊川は悪態をつくyoshiの唇にキスをした。
絡めた舌から苦い味がする。
「にが、」
唇を離すとyoshiは顔をしかめる。
「嘉樹の味だ」
豊川は笑う。
「精子ってやっぱマズイ」
「嘉樹のはまずくないよ」
「バカじゃん」
yoshiは何故か照れてしまった。
「って、ネクタイ外してよ」
yoshiは縛られた両手を動かす。
「まだ外さないよ、これからが本番」
豊川はイッたばかりのyoshiのモノを掴んだ。
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「嘉樹、具合悪かったのか?」
光一はマコトにyoshiの様子を聞き慌てた。
「タケちゃんが連れて行ったよ。なんか熱あるっぽかった」
「マジか」
光一はスマホを出し豊川に電話をかける。
気付かなかった。
確かにちょっと大人しかったけど。
何度コールしても豊川は出ない。
「ちょっと事務所戻るよ」
「じゃあ僕も」
光一とマコトは外へ出るとタクシーを捕まえる。
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しつこい電話に豊川は脱ぎ捨てた上着のポケットの携帯を取り出す。
光一からの着信。
「どう…したの?」
息を荒く吐きながらyoshiは少し身体を起こす。
「いや、別に」
スマホを持ち、豊川はyoshiの上に乗るとシャツをたくしあげ、沢山のキスマークをつけていく。
際どい場所にもキスマークをつけた。
広げられた脚の内側、いろんな場所につけて行く。
またスマホが鳴る。
豊川はyoshiの首筋にキスをし、スマホの表示を見る。
また、光一だ。
豊川はyoshiに「声我慢して」と囁くと電話に出た。
「どうした?」
「嘉樹は?」
電話の向こうでyoshiを心配する光一の声。
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