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君に溺れたい 3話

「ん、あっ、……あんっ」 yoshiは気持ち良さに喘ぐ。 「嘉樹、腰を少し上げて」 豊川の言葉に腰を浮かすyoshi。 その姿はもの凄くいやらしいのだが、yoshi本人は気付いていない。 アナルから袋にかけてのラインを舌先で刺激しながら舐める。 途端にyoshiの身体にビリビリと刺激がきた。 まだ、アナルへ挿入されていないのに、ゾクゾクと何度もくる刺激。 や、なんで?なんで……こんなに気持ちいいの? 気持ち良さに腰が揺れる。 思わずシーツを握りしめ、「たけ……る、や、変になる……」と声を上げる。 「ここ、蟻の門渡りっていうんだ……気持ちいいだろ?」 豊川はそう言ってそこばかり刺激する。 ……いく、そこはヤバイ!!! 「や、だめ、そこ……いっちゃうから、だめ……」 セックスの前にイッてしまうのは悔しい。 でも、豊川は止めてはくれない。しかも、唾液でぐちょぐちょになった小さい穴に指を入れる。 さっきもイジられた場所。 「やあん!!!」 yoshiは身体をピクピクと襲ってくる快楽に合わせるように腰を動かしている。 その姿は可愛くて妖艶だ。 指1本は余裕で入る穴に指を2本にして入れて具合を確かめる豊川。  何度も出し入れを繰り返す。 な、なに?たける!! 指だとは分かってはいる。だって、さっきも入れられたし……でも、指は自分の中でバラバラに動く。 前に無理矢理入れられた時は痛いだけだった。 痛くて嫌だと叫ぶと相手が興奮して、さらに酷く扱われた。その後、友達が怒鳴り込んできたから助かったけど、痛い思いしかしなかったから、こんなに気持ち良いなんて知らなかった。 「ん……たける……きもち……いい」 yoshiは指の動きに合わせ、腰を前後に動かす。 2本は余裕みたいで、豊川は三本目の指を入れてみた。 「あっ、」 指が3本に増えた瞬間、yoshiは短く声を上げた。 んっ…きついかも… 豊川は三本目でキツいなら自分のはまだ、入らないだろうと思った。 初めてだから……気を付けてあげたいし、痛くて泣かれるのも辛い。 ギチギチはそこを三本の指で刺激する。 痛そうにはしていないようだ。 彼を気遣いながら豊川はゆっくりと出し入れをする。 「んっ、あっん…」 感じているように喘ぐyoshi。 奥まで指を入れて、指先で奥を刺激すると、 「あっ、あっ、たけ…る、んっ、そこ…きもちいい…」 yoshiは荒く息を吐きながら言う。 豊川の指の動きに合わせて動く彼の身体。 指を抜くと、  「や、もっと…」 と可愛い声でせがむ。  豊川は彼の腰を持ち指ではなく、勃起してパンパンになった自分のモノをアナルへあてがった。  ぐっ!!と指よりも大きいものがアナルの入口に押し付けられた。 …わ、タケルの…  お尻に当たる硬い棒はやはりデカい!  指先で広げ、豊川はカリの部分を押し込むようにあてがうが、慣れていないソコはまだ豊川のモノを受け入れてくれない。 無理やり入れてもいいけど、 泣くのが目に見えてるし、はじめてを痛い思い出にしてしまいたくない。 今日は諦めるか? 「たける?どうしたの?」 停止したままの豊川を不安そうな顔で後ろを振り向き見つめるyoshi。 「指で少しずつ慣らしていこう。まだ慣れてないからね」 「えっ?しないの?」 「入れないけど、口と手でいかせてあげるから」 豊川がそう言うと、  「やだ!せっかく覚悟決めたのに」 とそう言って起き上がるyoshi。 「嘉樹に負担がかかるんだぞ」 「大丈夫だよ」 強く突っぱねたyoshiは、 「タケルは俺が欲しくないの?俺はタケルが欲しいのに!」 と泣きそうな顔になった。

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