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第7話 ユウト

ノリオが居候をしてからというもの…俺にはひどい噂がたった 学校でもあまり人と関わらない…なのに噂ばかりが俺を広めていく 「なぁ、お前の家にさ変なおっさんをみかけたんだけど誰あれ?」 俺は返事などしない…あの人は他人だ…腹違いなんてただの他人じゃないか…あいつの血が通ってるだけで… 「まさかお前…あっちなのか?」 「そんなわけないだろ!!」 一言で俺はそいつを殴っていた…何も考えず腕をふるい…相手を押し倒して殴り続けた… 先生に止められてようやく俺は我に帰った 保護者としてノリオが呼び出された…ただの居候だというのに 「ユウトの兄です」 なんてかっこつけて…兄じゃないのに… 所詮は他人…偽善者ぶって来ただけだ 帰り道で俺のてを気遣ったり…何があったのかしつこく聞いてきたが…すべては自分のためだ…俺があんな目に合っていたとしったら引くだろうな…

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