「はぁ……はぁ…………小太郎さん大丈夫ですか？」 意識が失うかってくらいの快感に、俺は身動きが取れないくらいの脱力を感じていた。 「……だ……だいじょぶじゃねーよ……腰痛ってーし……早く抜けよ、それ。」 10代の勢いは凄まじい。 あいつの時もそうだったけど、星川も見かけによらずにだ。 「ちょっと……それ酷いですよ……抜いたら、僕が出したの溢れてきちゃいますよ？」 「べ、別にいいし……」 「はいはい、わかりました。」 そんなやけに素直な返事と同時に星川のモノが出て行くと、生温かい液体が太股を伝う。 そして大量に流れ出てくるそれに再び身体がビクリと反応してしまう。 「……ッ…………」 「ほら、すごい溢れてきてますよ。だから言ったじゃないですか。」 「だって、仕方ないだろ。ティッシュ取って、拭くから。」 「その必要はないです。」 「は？」 「お風呂行きましょう。」 今、風呂は正直どうでもいい。 身体中が怠くて動きたくねーし、おじさんは寝たいんだけど…… 「僕が連れて行くんで大丈夫です。小太郎さんは何もしなくていいですよ？」 こんな時に年の差を感じるな……とぼんやり考えていたら、急に身体が浮いて、俺を抱き抱えたまま星川が寝室のドアを開けようとしていた。