180 / 190
年下の彼 40
「おまっ、何してんだ!」
「お風呂連れていきます、掻き出さないと。」
そして、そのままお姫様抱っこ状態で俺は風呂場へと連れてかれた。
「はい、壁に手を付いてください。」
「え、別にもういいよ。」
「だめですよ、ちゃんと掻き出さないとお腹壊しちゃいます。」
「お腹って……小学生じゃあるまいし」
「ほら、文句言わないっ」
「…………たくっ」
悪態を吐きながらも言われるがままタイル張りの壁に手を付くと、熱いシャワーが身体に降りかかる。
「…………ッ…………んッ……」
「熱いですか?」
「…………いや……ッ……ちょっと……」
なんか身体がおかしい。
いつもとなんら変わりないのに……
「……どうしました?」
そうしているうちにも、星川の手が腰から尻へ辿り、後孔へと進む。
「……ほしッ……ちょっと……待っ……て……ッ」
滴り落ちる水滴が身体中を包み、そこに埋まる指先の感覚に軽く眩暈がした。
「敏感な身体ですね……また感じてきました?」
「お前……」
絶対分かってやってるだろ。
「なんですか?」
なんですかじゃねーよ、しれっとした顔がまたムカつくな。
「ッ……もうッ……やめろ……ッ……熱い……」
ともだちにシェアしよう!