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甘い罠 7

「……………冗談……」 「冗談?………そんなわけないって先生が一番分かってるんじゃないですか?」 「………は?」 「僕のこと優等生だと思ってるんでしょう?」 そうだよ、優等生のこいつがほぼ初対面のやつなんかにいきなり迫ったりしない。 きちんと段階を踏んで……いや、普通誰だって恋愛の始まりはそうだろ。 だけど、こいつは……違う。 この数分間で分かったこと……それは、真面目故に走りだしたら止まらない。 だから、どれもこれも星川にとっては冗談なんてこれっぽっちもない、全てが本気なんだろう。 冷静なのに熱い眼差しで俺を見下ろすその眼が全てを物語ってる…… 「僕、確かに真面目で優等生かもしれません。でも、好きな人には我慢が効かないんです………どんな場所でも欲しくなってしまう。」 その眼はまるで、 “野獣”だ。 一途に俺を捕えて放さない欲情に塗れた、眼。 その眼でまた俺を熱く見ると、再び俺に顔を近付けてくる。

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