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甘い罠 12
窓、開けたまんまじゃねーかよ……
なんとかカーテンは閉めたものの窓はそのままにしてしまっていたんだった。
これ以上声が漏れてしまうのを恐れ、窓を閉めようと伸ばした手は、呆気なく星川のその手によって阻止された。
「……おまっ……ッ…」
「こんな時間じゃ誰にも聞かれませんから大丈夫ですよ。」
何を根拠に言ってんだか知らないがそう言ってまたフェラを再開させ、結局窓は開いたまま。
そして、俺のを握り扱くスピードを上げ、先走りなのか星川自身の唾液なのかわからないくらいの水音が部屋中を支配して、布一枚隔てただけのこの窓際で俺はのぼりつめていった……
「………ほし…か…わ…出っる……ッ…んッ…」
風が一吹きしカーテンが舞うのを背中に感じながら、気持ちとは裏腹に吐精感は込み上げ続け、ガチガチの俺のを一際強く吸われた時、プツンと理性が切れる音がした……
「……んッ…ああッ…出、る……あッ…あッ…」
「……ッ……いいですよ、全部飲んであげますから…出して……」
「……ッ…んッ…バ…カッ…ああッ…!」
そんなことを言い放った直後、また強く俺のを吸われ……
呆気なくこいつにイかれてしまった。
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