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甘い罠 15

今の…… なんだったんだ…… 「………先生?これでいいですか?」 すぐにいつもの星川に戻り、敬語もちゃんと使っている。 けど、さっき見たあまりの変貌ぶりに俺は暫く言葉を失った。 「先生…初めに言いましたよね?……僕を甘く見ないでくださいって。そういうプレイがしたいなら勉強しますけど?」 「し、しなくていい!悪かったよ、おまえをからかうつもりはなかったんだって!」 「…………ふーん…そうですか……」 完全にこいつの手の内だってことは明確だった。 こいつは俺がどう反応するかなんてきっと初めから分かってて、俺を転がしていたんだろう。 だから、下手に頭がいいとめんどくせーんだよ。 「先生はどっちがいいんですか?」 「は?」 とっくにパンパンになっている星川の下半身を触らせられたままの手を包み込むように重ねられ、また耳元で囁いてくる。 「さっきみたいにタメ口がいいですか?それとも真面目に敬語がいいですか?」 んなこと…… 「…………どっちだっていいよ。」

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