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苦い過去 27
前後に揺れる腰の動きと合わせるように、俺のをくわえた星川が出し入れする速度を速めてくる。
「………ん…」
そんな加速する気持ちよさに思わず吐息が漏れ、俺は急いで自分の口をつぐんだ。
「先生……」
そして、無意識に漏れたそれに反応して、口から俺のを離し上目遣いで見上げてくる星川と目が合う。
「……ッ…な…んだよ…」
「なんか、今日はいつもより感じてるし厭らしいですね。」
見上げてくる顔にはシャワーの水滴が滴り落ち、顔中を濡らすその姿にこいつの方がよっぽどエロく見え、不覚にも俺はドキッとしてしまった。
そしてなに食わぬ顔で再び喉の奥まで俺のをくわえると、出し入れを再開させてくる。
確かに、星川の言葉通りいつもより感じているのか……
「……ん…あッ…ああッ…」
その後、口と手で数回扱かれただけで絶頂が訪れた俺は、星川の咥内へと白濁を吐き出してしまった。
「……やっぱり、いつもより沢山出ましたね。」
「……ッ…そんな…こと…」
射精後の疲労感とシャワーのせいでのぼせる一歩手前の俺は、反論する気力も薄れそのままズルズルとしゃがみ込んでしまった。
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