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蒼い純情 24

「ほしかわー!!」 「…………ほしかわー!!」 外に出ようとして、素っ裸のままバスタオルも持たずにバスルームに来てしまったことを思い出し、とりあえず叫んでみた。 バスルームとベットがある部屋とはさほど遠くない。 叫べば聞こえるはずだ。 なのに…… 「おい、ほしかわーっ!!返事しろよーっ!!」 一切返事はない。 何でだ? また寝た? いや、そんなタイプではないはず。 じゃあ、かくれんぼか? いやいや小学生じゃあるまいし、ラブホでかくれんぼとかするわけない。 じゃあ、なんで返事がない。 このままでは風邪ひくし仕方なく濡れたままの身体で外へ出てみると部屋は静まり返っていた。 おぃ、なんでいないんだ。 部屋を見渡してみてもやっぱり誰もいない。 ベットは綺麗に整えられていて、俺の服もきちんと畳んでベットの上に置かれていた。 ……まさか、先に帰った? まさかな、 まさかだよな……

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