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年下の彼 24

「……先生は危ういんですよ。だから、朝比奈先生にも……」 そして、嫉妬と分かるような態度で俺の首筋を噛んで、痕を残す。 「……ッ……んんッ……」 ピリッとした痛みにも熱を帯びた声を漏らして声にならない声で求める…… もっと……もっと…… ……と。 「……噛んで甘い声だすなんて……反則です。」 「……ッ……知らねーよ……おま……えが……ッ……嫉妬するッ……のが悪い。」 「言いませんでしたっけ?僕、結構嫉妬深いんですよ?」 こいつが嫉妬深いのは何となく分かる。 洵也と校庭で鉢合わせになった時もいきなり激しいキスされたし、あの日ここに来た時だって…… みんな洵也絡みだなって思わず苦笑した。 「何がおかしいんですか?」 「いや?嫉妬深いおまえも嫌いじゃねーよ。……いっその事俺のこと監禁するか?」 「していいならしますよ」 冗談で言ったつもりだったけど、星川の目はマジだ。 「ばーか、監禁されたら授業どうすんだよ」 「……授業は無理ですね」 「だろ?だから監禁はだめだ」 そんな理由なんですかと苦笑する星川の顔を引き寄せ、軽くキスしてやるとみるみるうちに顔が真っ赤になって、 「あなたって人は……本気で監禁したくなる可愛さなんですけど」 そうため息混じりに呟くとまた口を塞がれる。 こいつとのキスは好きだ。 なんだか自分が自分じゃなくなるみたいな感覚に陥る。 優しいくせに強引で、こうして舌を絡め、吸われながら激しく求められると…… 俺は…… 「……………もっと……」 「……もっと?」 「……んッ………あッ………もっと……ほし……いッ……」 どんどんと順応になっていく。 「あげますよ……いくらでも……」 だから──── 心だけ置き去りなんて、もう……言わせない。

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