張り詰めたモノが目のすぐ前に来る。 真っ赤に充血して、今にも爆発しちゃいそうにそそり立ってる。 斗織、俺でこんな風になってくれてるんだよね…？ 片手じゃ支え切れないそれを両手で包み込んで、その先端に舌を寄せた。 「っ……」 斗織の身体がビクンッてする。 きもちいい…かな？ 先っぽをクチュクチュって舐めて口に含むと、斗織が小さく息を詰めた。 ちゅーって少し強く吸うと、淡く斗織の味が広がる。 ちょっとしょっぱい味のそれは絶えること無く溢れ出て、俺は夢中で舐めては啜った。 「とおゆ、ひもひいい…っ？」 愛しいソコに唇を押し当てながら尋ねる。 「ん…」 ちょっと上擦った艶っぽい声で頷いてくれる。 「うれしい…すき。だいすき、とぉ、っひゃあっ！」 お尻をぎゅって押さえつけられて、初めての感覚が体に走った。 「ひっ、あっ、あぁっ、やっ、ゃん～」 「ばか、潰す気か」 思わず握りしめちゃってたみたい。 掴まるところを失えば、支えのない上半身が崩れ落ちる。 両脚を握る手。 受け入れるための入口を刺激する舌。 うっすら目を開くと、目の前には俺に反応して爆発しちゃいそうな斗織の象徴。 「あ、ぁんっ、ひぅんっ、ん」 舌を差し出して根元から舐め上げると、 「っは…」 斗織も大きく反応して、きもちよさそうに声を漏らした。 「ヤバ…、遼、一度、イッとくか？」 多分俺のモノはとっくに復活してて、今も斗織の上に水溜りを作っちゃうほど溢れさせてて…。 触られたらそれだけの刺激で一気に解き放っちゃう。 「うん…イク」 「擦って」 周りを舐めて唾液で濡らしてから、両手で包み込む。 言われるままに手を動かすと、溢れ出す先走りで先端が濡れて光った。 「とーるぅ…おれのも…」 自分のも擦って欲しくて腰を揺らすと、斗織の掌がおしりを撫でた。 「お前のは擦ったら一瞬だろ？」 自分のだって発射寸前のクセに。 触って欲しくて胸元に擦り付けると、可笑しそうに喉で笑われた。 「遼、お前はこっちでイケよ」 その低い声に、体の芯がゾクンと震えた。 また、おしりに舌が押し付けられる。 今度は優しく舐めるだけじゃなくて、舌を尖らせてグリグリと入口を押し広げてくる。 「んゃっ、はぁ…んっ」 「…遼、手」 「あンッ…ごめ…っ」 快感に持ってかれないよう必死に手を動かすけど、舌で広げられたところに指まで入り込んできて、 温かいザラザラと、奥を圧してくる指と、かき混ぜてくる感触が……… 「んっ、ふぅっ、やっやぁーっ…ひぁああっ…！」 「んッ、出る…遼、どけ！」 ───っ！ 顔に温かいものがドバドバッて飛んできた。 俺は感じたことの無い刺激を中に与えられて避ける余力なんて残ってなかったから、斗織の吐き出した精をぜんぶ顔で受けちゃってた。 もし余裕が有っても、逆に咥えてぜんぶ口に貰っちゃってただろうけど。 「んーっ」 まだビクビクしてるソコにチュッてすると、斗織も俺のモノに唇を這わせてくる。 「あぁんっ、くすぐったい」 身を捩ると、 「お前、結局一度も触られずに2回もイッたな」 ククッて意地悪に笑われた。 「だって、中、スゴいの来たの。あれが前立腺？」 「悪ィ、俺もお前に先にイカされないよう必死だったから良く分かんねェ」 「なんで必死なんだよぉ。先にイケよ～」 「とっくに1回イッといてナニ言ってやがんだテメーは」 いやらしい手つきで腰を撫でられて、戯れてた筈なのに甘い声が上がっちゃう。 「もーっ」 「もーじゃねェよ。お前もいつまで人のちん○撫でてんだよ。また勃ってきただろーが」 「んーっ、もっと勃てて俺の中にちょーだい」 「わ、かってるからっ、先にこっち顔寄越せ！どうせお前、俺のザーメン顔に食らって喜んでんだろ」 「ちがうよー。俺、お口に欲しかったんだもん。斗織のセーエキ、ゴックンしたい」 「いいから、拭いてやるからこっち！顔！」