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第3話

ドアを開け、その中に入ると さっきとは違う空気のような 気がした。 「座れ」 拓海は美央を椅子に座らせる と取っ手に脚を乗せて、縛った。 「何?何で縛るの。やめてっ」 どれだけ暴れても縄は外れなかった。 「暴れても無駄だ。それより  口を開けろ。」 開けるものかと口を閉じていたが その抵抗はキスをされた事で 意味がなくなった。 「んっ、んん、やっ」 キスをしている最中に何かが 口の中に広がっていくのが 分かった。 「何これ、あっ、体が熱い」 「これは、媚薬だ。即効性だから  すぐ、体が熱くなって敏感に  なる、ほら」 「あっ、あぁぁぁぁーー」 乳首を(つね)られただけなのに 卑猥な声を上げていた。 「元々感じやすいお前がこの薬を  使えばもっと淫乱になるな」 不適な笑みを浮かべながら 拓海は美央の乳首を愛撫した。 「あっ、い、いやぁぁぁー」 「乳首を弄られただけでイった  のか」 美央は我慢出来ずに達してしまった。 「お前が俺から離れられない  ように調教してやる」 囚われ人は快楽の底に堕ちていく。

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