―― 聖夜と生クリーム味の……(22)

「…… ンッ……! あぁッ……」  体の中を探る指が、教えてくれる快感には抗えなくて、感じるままに嬌声をあげてしまう。  このままずっと続くような、終わりがないような、強すぎる刺激が、なんだか怖くて、目尻から涙が零れた。  滲んだ視界に透さんの顔が、ぼやけて見える。 縋り付きたくて伸ばした手が震えてしまう。  その手に透さんが、指を優しく絡めてくれる。  ギュッと握ると、強く握り返してくれた。  瞼から目尻に舌を這わせ、零れる涙を拭ってくれる。  優しさに、胸が熱くなる。 「んッ……」  俺の中に挿し込まれていた指が、出て行く感覚に、吐息と共に声を零してしまう。  整わない息を吐く俺を、熱の籠った眼差しで見下ろしながら、透さんは俺の腰を両手で掴んで引き寄せた。  大きく足を開かされて、硬くて熱い切っ先が後ろの入り口を突く。  そこに充てがわれただけで、指とは全く違う大きさに、思わず身を固くしてしまった。  ―― 絶対無理だ、これっ!  ここまできて、解っちゃいるけど、怖すぎる。 「挿れるよ。力抜いてて?」  ぐっと腰を入れられると、やっぱり腰が引ける。  ―― やっぱり怖いっ! 俺、処女みたいじゃん…… って、バックバージンなんだよ!  ここで止めるって言ったら、止めてくれるかな……  上目遣いで見上げると、透さんは、何故か切なそうに俺を見つめていて……。 「大丈夫、ゆっくりするから」 「で、でもっ、俺、やっぱり…む…っ、」  言いかけた言葉は、透さんの唇に塞がれて、消えていく。深い口づけで、全身が堕ちていく感覚。  ……大丈夫だから…、と、耳元で囁いて、透さんがゆっくり腰を進める。  硬く閉じているそこを、指で割り開いて、少し強引に先端をねじ込んできた。  ―――――――ッ!!   痛みと恐怖で、身体が強張り、小さく震えた。 「直っ、力抜いて」  ―― …… はぁー、ムリぃ―、どうやったら力抜けるんだろう……。  透さんは、腰を進めながら、胸に唾液を含んだ舌を這わせて、小さな突起を甘噛みする。 「は…ぁあ…」  そこから生まれる甘い快感に、思わず息を吐き出した。  透さんの空いてる手が、痛みで萎えてきていた俺の中心に伸びてきて、長い指が俺の弱い部分を知り尽くしているように、刺激する。 「あ…… っ あ…… は…… っ」  気持ちよさに反応して、身体の力が緩く抜けた気がした。  透さんは更に腰を進め、熱く猛った硬い塊が、内側を押し広げるように奥へと入ってくる。  入り口の辺りが、ギチギチと音を立てている気がした。 「き…つい…ッ」  透さんが、苦しそうに呟く。  見上げると、額に汗を浮かべ、切なそうに目を細めて、俺を見下ろす透さんと目が合った。  その顔が、妙に色っぽい…… なんて考えていると、先端が奥へと潜り込む感覚がした直後、透さんに腰を引き寄せられて、一気に奥まで貫かれた。 「あ----ッ!」  俺の中が、透さんので一杯になってる。 「全部、挿ったよ」  熱い息を吐きながら、透さんが覆いかぶさるように唇を重ねた。 「直の中、…… 凄い熱い。俺、もたないかも……」
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