23 / 351

 ―― 聖夜と生クリーム味の……(22)

「…… ンッ……! あぁッ……」  体の中を探る指が、教えてくれる快感には抗えなくて、感じるままに嬌声をあげてしまう。  このままずっと続くような、終わりがないような、強すぎる刺激が、なんだか怖くて、目尻から涙が零れた。  滲んだ視界に透さんの顔が、ぼやけて見える。 縋り付きたくて伸ばした手が震えてしまう。  その手に透さんが、指を優しく絡めてくれる。  ギュッと握ると、強く握り返してくれた。  瞼から目尻に舌を這わせ、零れる涙を拭ってくれる。  優しさに、胸が熱くなる。 「んッ……」  俺の中に挿し込まれていた指が、出て行く感覚に、吐息と共に声を零してしまう。  整わない息を吐く俺を、熱の籠った眼差しで見下ろしながら、透さんは俺の腰を両手で掴んで引き寄せた。  大きく足を開かされて、硬くて熱い切っ先が後ろの入り口を突く。  そこに充てがわれただけで、指とは全く違う大きさに、思わず身を固くしてしまった。  ―― 絶対無理だ、これっ!  ここまできて、解っちゃいるけど、怖すぎる。 「挿れるよ。力抜いてて?」  ぐっと腰を入れられると、やっぱり腰が引ける。  ―― やっぱり怖いっ! 俺、処女みたいじゃん…… って、バックバージンなんだよ!  ここで止めるって言ったら、止めてくれるかな……  上目遣いで見上げると、透さんは、何故か切なそうに俺を見つめていて……。 「大丈夫、ゆっくりするから」 「で、でもっ、俺、やっぱり…む…っ、」  言いかけた言葉は、透さんの唇に塞がれて、消えていく。深い口づけで、全身が堕ちていく感覚。  ……大丈夫だから…、と、耳元で囁いて、透さんがゆっくり腰を進める。  硬く閉じているそこを、指で割り開いて、少し強引に先端をねじ込んできた。  ―――――――ッ!!   痛みと恐怖で、身体が強張り、小さく震えた。 「直っ、力抜いて」  ―― …… はぁー、ムリぃ―、どうやったら力抜けるんだろう……。  透さんは、腰を進めながら、胸に唾液を含んだ舌を這わせて、小さな突起を甘噛みする。 「は…ぁあ…」  そこから生まれる甘い快感に、思わず息を吐き出した。  透さんの空いてる手が、痛みで萎えてきていた俺の中心に伸びてきて、長い指が俺の弱い部分を知り尽くしているように、刺激する。 「あ…… っ あ…… は…… っ」  気持ちよさに反応して、身体の力が緩く抜けた気がした。  透さんは更に腰を進め、熱く猛った硬い塊が、内側を押し広げるように奥へと入ってくる。  入り口の辺りが、ギチギチと音を立てている気がした。 「き…つい…ッ」  透さんが、苦しそうに呟く。  見上げると、額に汗を浮かべ、切なそうに目を細めて、俺を見下ろす透さんと目が合った。  その顔が、妙に色っぽい…… なんて考えていると、先端が奥へと潜り込む感覚がした直後、透さんに腰を引き寄せられて、一気に奥まで貫かれた。 「あ----ッ!」  俺の中が、透さんので一杯になってる。 「全部、挿ったよ」  熱い息を吐きながら、透さんが覆いかぶさるように唇を重ねた。 「直の中、…… 凄い熱い。俺、もたないかも……」
×

この小説を読んだ人におすすめの作品

完結
「僕は高いよ。勿論払う気あるんだよね」その言葉の、裏にあったのは
  • 1
  • 1
  • 完結済/4話/15,581文字/0
  • 4月7日
完結
あの日、石段の上にいた俺の背中を押したのは……誰だ。人の思惑が絡み合う、義理兄✕弟の溺愛短編
  • 19
  • 13
  • 6
  • 10
  • 完結済/26話/30,740文字/4
  • 3月2日
完結
【R-18】人型ペットが流行している近未来。ペット研究者×ペット。襲い受け。
  • 8
  • 7
  • 1
  • 完結済/1話/3,080文字/0
  • 3月17日
消えない傷跡の奏多編
  • 2
  • 1
  • 2
  • 連載中/2話/1,056文字/0
  • 3月26日
【R18】世界は、きみとぼくのふたりぼっちだ。【ツンデレ不良×天然ドM平凡】 
  • 51
  • 69
  • 18
  • 25
  • 16
  • 連載中/79話/120,798文字/96
  • 2時間前
完結
人間と禁断の恋をした獣は今日も抱く。
  • 3
  • 1
  • 4
  • 完結済/5話/3,982文字/0
  • 8月28日