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雨の先・・・そして 1

『正己……悪かったな』  謝る以外にすることがあるだろう?それですませて、お前は逃げ出すのか?謝るぐらいなら勝手なことをするな!イライラする!  目を開けると見慣れた天井。薄暗い窓からの明かりと湿った音。やっぱり雨……。  どうして雨になると、同じ夢を見るのだろう。最期にあいつが俺に言った言葉とともに背を向けて立ち去っていく姿。どんな顔をしていたのかわからない。言葉だけを残して行ってしまった。  三田、お前はどんな顔をしていた?俺はどんな顔をしていた?  その答えは永遠にわからない。

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