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猫の日 02
side 色葉
朝ご飯の準備をするために早く起きた。
隣で眠る光さんは俺の方を向いて気持ちよさそうに眠っている。
「可愛かったなあ……」
昨晩のことを思い出して、光さんの頭を撫でながらニヤつく。
猫耳をつけるのは兎も角、「にゃん」なんて言われるとは思ってなかった。
だからそれを不意打ちで言われて驚いたと同時にムラッとして、がっついてしまった。
平日だからヤる気なかったのにさ。
でも光さんシャワー浴びてる時に準備してたから、少しは光さんもヤる気はあったはず。
「ひかさん可愛いね。大好きだよ」
「スーッ…スーッ…」
「今日も頑張りましょう」
さーて朝ご飯とどうせなら猫の形の弁当作りますか〜。
俺は大好きな恋人にキスをしてベッドから降りて、キッチンへ向かった。
おわり
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