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第136話 ( 拓真)

ファミレスに2時間近くいて、ずっと噂話に付き合って俺は疲れた。 1人で良く話す由香里を見て、こいつとも合コンで持ち帰りして1回寝て、顔もいいし胸もデカイしナイスボディーで性格も遊んでるだけあって後腐れ無いしセックスも上手かったから、もう1回寝たんだっけ。 その後、連絡きて誘われたが同じ女とは2回以上寝ないからって断ったんだよな。 今、目の前で自慢のデカイ胸を強調する様に見せられても何とも感じない。 そんな胸より小さくっても感度が良く、いじらしくプクッと赤くなる和希の乳首の方が何倍も良い。 乳首を弄ると喘ぐ和希、はあ、早く終わって和希に会いたい。 和希の事考えただけで俺の男根もピクっとするヤバイ他の事を考えよう。 「……拓真、拓真。聞いてるの?何回も呼んでるのに」 「ああ、悪い。結構な時間になったなと思ってそろそろ出て買物行こうぜ」 「うん、洋服見たいから」 「解った、解った。それ見たら帰るからな」 「えぇ、ホテル行かないの?」 「アホか、俺は前も言ったが同じ女とは2回以上寝ないのがポリシ-なんだよ。それにホテルには行かないって言った筈だし」 「何だ、折角、お気に入りの下着履いてきたのに」 やる気満々かよ、逆に興醒めだな。 「ここは俺が払うから取り敢えず出ようぜ。いい加減疲れた」 「んもう、解ったわよ。ご馳走様」 会計し店を出てまた、腕を組まれ由香里が行きつけの洋服屋に行き、買物に付き合わされ、どっちがいいとか聞かれてもどうでもいいが適当に返事して終わったと思ったらバック見たいとか言いだし結局2〜3店付き合わされ、本当に疲れた。 いい加減疲れたから 「もう、いいだろう。疲れた。帰る」 「しょうがないわねぇ。じゃあ駅まで一緒に帰りましょう」 腕を組まれ駅まで歩き出し、やっと帰れると思った。 「拓真と歩くと皆んな見てる、自慢できて気持ちいい」 「はあ、どうでもいい」 やっぱり女は俺の事アクセサリー感覚でいる。 本当にウンザリするが合コンの事もあるから顔には出さない。 駅に着きやっと解放されると喜んで駅で早々に分かれ和希が待ってる俺のアパートに帰る為に電車に乗り込む。 電車の中で「ああ、ほんと疲れた」呟き、和希と一緒の時は全然そんな事思ったことが無い。 2人で居るのが自然になって居るんだと改めて思った。 そう思うと心配してるだろう和希に早く会って安心させたかった。

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