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第230話 一夜限り①R18(海都)

「解った。今日だけだね、それでも良い。私は君を慰めてあげたい。君は今まで1人で頑張って耐えてきたんだ、何も考えずに利用して良いんだよ。もし罪悪感を持つなら、私が無理矢理したと思ってくれても良い」 「そんな……」 「その代わり、今から彼の事は忘れて、いや忘れさせる自信はあるが……私の事だけを考えて欲しい。そして明日からは、今まで通りの関係で居よう。私はまたお地蔵さんになるから」 たぶん、和樹君はもう私に抱かれる事は無いだろう。 こうなって和樹君がギクシャクして私から去っていくのは嫌だった。 「朝倉さんがそれで良いなら……。でも、やはり、やめ…」 その先は言わせずに、頬に当てた手を後頭部に回し強引に唇を合わせた。 唇を合わせ強引に咥内に舌を入れ、逃げる舌を追い絡めとった。 離れようとする頭を引き寄せキスを深くしていく。 クチュクチュクチュ…ジュルジュルジュル…レロレロ…… 和樹君の体から力が抜けていくのが解り、逃げていた舌を俺の舌に絡めてきた。 その事に内心ホッとした。 クチュクチュクチュ…チュ-チュ-…ジュルジュル… 舐め吸い付き絡めとり、和樹君の小さな喘ぎが聞こえた。 「ぁ…はぁはあ…んん」 クチュクチュ…チュパチュパ…チュッチュッ… 思う存分咥内を犯し一呼吸おく。 額同士を合わせ潤む目を見つめた。 「今から君を抱く! この事で後悔はしないでくれ。自分を責める事も…良いね?君の言う'今日だけ'だ」 「………は…い」 そのまま和樹君を抱きかかえ寝室に向かった。 この間も思ったが軽い。 キングサイズのベットにそぉっと寝かす。 ベットが大きいのもあるが、体の小ささが解る。 和樹君に覆い被さりチュッチュッ…と軽めのキスをし、和樹君の服に手を掛けるとその手を止められた。 今になって怖気づいた? 「朝倉さん、自分で脱ぐから……俺の意思で…朝倉さんに抱かれるんだから」 その言葉に感動すら感じた。 本当に何て子なんだろう。 幼い見た目に反して健気で優しく愛情深く…そしてハッとする程大人びた振る舞いをする。 体を起こし、上から順にベットの床に落としていく様子を見て、俺もベットから降りYシャツ.肌着を脱ぎ捨てカチャカチャ…音をさせジッパーを下ろし、スラックスをストンってと下ろし下着に手を掛け脱ぎ捨てた 裸になった体で、ベットに横わる和樹君は本当に細かった。 こんなに細くって壊してしまいそうだ。 「和樹君」 「……はい」 返事が聞こえホッとして、改めて裸の体で和樹君に覆い被さった。 潰れてしまうんじゃないか?と思う程に、大人と子供みたいだ。 チュッ。 唇に1つキスし、これから始める合図をした。  俺の男根は半勃ちだったが、和樹君のはまだ反応はして無かった。 これから何も考えられなくしてやる! 今日だけは辛い事を忘れさせてやる! 首筋に舌を這わせて、そう決意していた。 鎖骨から脇の下から腕とそして指先の1本1本にも舌を絡め吸い付き口に含む。 「ぁ…ん…あ」 小さな喘ぎが少しだけ聞こえた。 また舌で腕から脇の下に戻り、胸の方にも舌を這わした。 「んん…ぁ…ん」 小さな乳首がポツンと立ち、可愛らしく主張していた 小さな乳首を口に含み舌を使い転がし、片方は指先でクリクリ捏ねくり回す。 「ああぁ…感じ…ぉあん…ちくび…ぁ…いい」 予想外に色っぽい喘ぎで驚くと同時に、俺の愛撫に感じた事が嬉しかった。 子供だと思ってたが、こんなに色っぽい喘ぎ声を出すのか? 乳首が性感帯か? 感度も良さそうだ。 レロレロ…チュパチュパ…クリクリ… 何度か吸い付き舌で転がし指先で捏ねる。 「んん…ぁん…いい…もっと…吸って…ぁあん」 色っぽい喘ぎをずっと聞いて居たかったが、唇を離し胸から腹に舌を這わした。 「ぁん…どうし…て…もっと」 臍辺りを舐め回し、顔を上げ話す。 「和樹君の性感帯をもっと知りたい。全てを舌と手を使って確かめたい。乳首は後でゆっくりシテあげるから、先に進めさせてくれ」 縦長の臍の穴に、舌先を捻じ込み舐め回す。 「やん…そんなとこ…ぁん」 体を下げ顔を晒して太腿の内側を舌先で這わし舐め、俺は上体を起こし和樹君の片足を持ち脹脛(ふくらはぎ)から足の指に掛け舌を這わす。 足の指も親指から順番に口に含み舌で舐める。 「ぁん…やめ…んん」 小指まで口に含んで、片足を下げもう片足を持ち上げ同じ事を繰り返す。 チュパチュパ…レロレロ…チュパチュパ… 「あさく…ら…さん…ぁ…ん」 和樹君の男根も勃ち上がってるのを確認し、舐めていた片足を下ろした。 和樹君の男根に手を掛け数回扱いた。 和樹君に勃ってる事を教えたかった。 俺の愛撫に感じてると……。 体が小さい割には思ったより大きいと、扱きながら思っていた。 我慢汁が扱く手に垂れてきた。 興奮してる。  手を離しお預けをした。 上体をずり上げ和樹君の顔を見た。 火照った頬に目は潤み半開きの口……色っぽい。 子供だと思ってたが、何て言う色っぽさを醸し出してるんだ。 俺のモノも硬度がグッグッ…増した。 「和樹君」 半開きの口に唇を合わせ咥内に舌を捻じ込み、今度は逃げずに俺の舌に積極的に絡めてきた。 快感に溺れ始めたか? 嬉しくなり舌の動きを激しくし唾液事吸いクチュクチュクチュ…ネチョネチョ…レロレロ…… 激しくなる口づけをした。

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