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第290話… 1年後 ⑦ R18

「和樹、ありがとう。俺を好きになってくれて」 「海はいつもそう言うけど……俺の方こそ、お礼言わなきゃいけない。海が側に居て支えてくれたから、今の俺は居る。俺こそずっと側に居て好きで居てくれて、ありがとう」 ベットの上で2人見つめ合い想いを語る。 覆い被さってる俺の首からは、お揃いのネックレスがぶら下がって揺れていた。 和樹の胸元にも、お揃いのネックレスが光り輝いていた。 裸の体に、お揃いのネックレスだけ着けてる。 改めて、和樹の胸元のネックレスを見て思った。 彼のネックレスを外して、俺の物を着けてくれたんだな。 やっと.やっと、彼からの呪縛が解けた気がした。 これで和樹の想いも俺に向いてると、心から信じられる。 和樹から ‘好きだよ’ ‘海と居ると安心出来る’ と言われてたが……彼からのネックレスをいつまでも大事にしてる気がしてた。 やはり、どこか俺の中で引っかかってたんだな。 でも、それももうお終いだ。 今日から新たな気持ちで、和樹と一緒に歩いて行こうと決めた。 このペアのネックレスに誓って! 「海?」 和樹のネックレスを見て物想いに耽ってた。 「悪い。やっと、和樹が俺の者になったと思ってな。何だか感慨深い」 「海ったら、いつも言ってるでしょ?俺は海が好きだって」 俺の目を見つめ笑顔で話す。 そうだった、この和樹の笑顔は俺が取り戻したんだ。 この笑顔を側で見れるだけでも幸せな事だ。 「和樹、2人の初めて過ごすクリスマスだな。今日は特に優しく抱く。忘れられない日にしよう」 「うん♪ 海の好きにして良いよ」 俺は和樹の額にチュッと唇を落とした。 右目.左目.鼻先.両頬.顎と順番にチュッチュッ……と唇を落としていく。 そして唇にチュッとキスし舌で唇を舐めると、和樹は俺の舌を招き入れるように軽く唇を開いた。 咥内に舌を入れ和樹の舌と絡めた。 クチュクチュクチュ…チュウチュウ…レロレロ… 俺は思う存分に咥内を犯した。 和樹とのキスは気持ち良い~♪ 唾液すら甘く感じる。 名残惜しいが唇を離す。 「はぁはぁ…海…飛ばし…過ぎ…はぁはぁ」 「今日は俺の好きにして良いんだよな?和樹の体全てにキスし舐め捲るからな。そのつもりでな」 「俺……溶けちゃうかも…」 「それを言うなら ‘蕩ける’ だろ?蕩ける位に気持ち良くしてやるよ」 和樹だけだ、こんなに手間暇掛けて自分より相手の事を考えるのも。 今まで付き合った相手やセフレもそれなりにしてたが……それはお互いが気持ち良くなれば良いって感じだった。 和樹には…和樹だけは…この細い小さな体に、俺の愛撫と愛情を注ぎ込みたい。 そう思う相手に出会えた事が幸せだ。 俺は有言実行で、首筋.肩.両腕.手の指1本1本にもキスし舐め吸い付いた。 和樹の首筋.胸元.腕の内側とキスマ-クの跡がつく。 「ぁあん…かい…ぅうん…感じ…ぁん」 敏感な和樹の体はどこもかしこも反応が良く、愛撫してるこっちが嬉しくなる。 もっと感じさせたい! そう思わせる。 「まだ肝心な所には、触れてないが?」 「ぁん…何か…今日…凄く…感じる…」 「好きなだけ感じて良いよ。その方が俺も嬉しい」 和樹の性感帯の1つ乳首をひと舐めする。 ペロッ。 「やん…ぁん」 可愛い乳首が ‘早く触って.舐めて’ と、期待で立ってた 突き出した胸をサワサワと手の平で触り乳首の突起を弄り、片方は唇で挟み吸い付いた。 「ぁああ…かい…ぁあん…感じる…もっと強く…ぁん」 俺の頭を抱え喘ぐ和樹にもっと感じさせたい!と、指先で捏ねくりねっとり舐め甘噛みし吸い付きレロレロ…ペロペロ…チュパチュパ…舐め回した。 「くう…ぁあ…いい…すごっ…ぁあ」 クリクリ…コリコリ…チュパチュパ…チュウチュウ…レロレロ… 吸い過ぎて赤くぷっくり腫れ唾液でテラテラする乳首から指先と口を離し、そのまま指先で脇腹.臍.下の毛をサワサワと厭らしく触り、その後を辿るようにキスし舐めていく。 チュッチュッ…チュパチュパ… 強く吸い付いた後にはキスマ-クが散らばる。 俺の目の前には、和樹の男根が我慢汁を垂らし待っていた。 幹に伝わる我慢汁を舌を出し、下からねっとりと舐め上げた。 「やぁん…ぁあ…かい…ぁあ…舐めて…んん」 勃ち上がってる和樹の男根に手を掛け、下から何度かねっとり舐めチュパチュパ…と軽く吸い、鬼頭周りをレロレロ…舐め、先端で玉になって溜まってた我慢汁をチュウ…吸う。 「ぁああ…そんな…あぁ…いい…ぁん…かい~…気持ち良い…も…咥えて…ね…」 和樹の要望に応えて、大きく口を開け和樹の男根を咥え込んだ。 和樹は俺の頭に手を当て動くように促す。 俺も頭を上下に振り吸い舌を幹に絡ませ、片手で玉袋を揉んだ。 ジュボッジュボッジュボ…レロレロ…チュウチュウ…ジュボッジュボッジュボ… 「ぁあん…いい…かい…ぁん…んん」 和樹の男根を咥えながら、俺の男根からも我慢汁が垂れて糸を引いてた。 和樹の喘ぎ声に興奮し、いつもの元気な子と言う感じからセックスの時には途端に妖艶になり色っぽくなるから不思議だ。 このギャップが堪らない。 ジュボッジュボッ…レロレロ…ペロペロペロ… 「ぁああ…いい…かい…先が…ぁあん…感じ…る…いぁ…ん」 頭はそのまま上下に振り続け、玉袋から後孔に指先を伸ばした。 男根から我慢汁が幹を伝い後孔の表面はしっとりと濡れていた。 これならロ-ションは要らないか? だが……和樹の後孔は小さく狭いし、逆に俺の男根は他人より2回り位デカいし……。 迷った末に、やはり傷付けたく無いとロ-ションを使う事にした。 一旦、和樹の男根から口を離し、伸び上がりサイドボードからローションを取り手にタラ~と垂らす。 「やぁん…やめない…で…ぁあ…」 「悪い.悪い。和樹の狭いからな、ローション必要だろ。それに俺の男根はいつもに増して凶暴になってる。ほら」 快感で虚ろな目をしてる和樹の手を取り俺の男根に導き握らせる。 和樹は虚ろだった目を見開き驚いた顔をした。 「海の凄いっ!……いつもも大きいのに…尚更大きい……硬いしドクドクいって凄~く熱い!」 確かに和樹が言う通り、クリスマスと言うイベントを和樹と過ごせた事やネックレスの件もあり、いつもと雰囲気が違う事に興奮し、赤黒い男根は隆々と天を向き血管が浮き出て熱り勃っていた。 正直、直ぐに挿れてしまいたい!のを耐えている。 和樹に1つキスをし額を合わせ見つめる。 「和樹の全てが欲しいから、こんなんだ! 早く体を繋げて1つになりたい! そして和樹に俺の全てを注ぎたい!」 俺の想いの丈を話すと、和樹は破顔し嬉しそうに笑う 俺の男根から和樹の手を外し、俺の男根にロ-ションをたっぷり満遍なく扱きながら濡らした。 和樹の尻と腿を片手で持ち上げ後孔に舌を這わす。 和樹はてっきり指を入れられると思ってただろうが、まさか舐められるとは思わなかったようで、ビクッとする体と後孔はヒクヒク…蠢いていた。

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