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第333話 番外編~拓真(41)-R18~
グヂュグヂュグヂュ…ネチャネチャ……ヌチャヌチャヌチャ…グヂュグヂュグヂュ……
何度かローションを足し時間を掛け、やっと3本まで指が入るようになり、中もだいぶ柔らかくなってきた。
大丈夫か?
いや、まだか?
「ぁあ…も…ぁう…そこ…はぁん…うぅ…いい」
喘ぎ声も出てるし、森本の男根も勃ちっぱなしだ。
良し‼︎イケる‼︎
しこりを摩り擦り出し入れし、大丈夫だと確認し判断した。
「んやああ…出ちゃう…だめ…ぁん…ああ…」
ヌプッと埋めてた指を抜き、ローションを手に垂らし俺の男根にたっぷりと塗りつけた。
「だいぶ柔らかくなったし、大丈夫そうだ!……挿れるぞ! 息をゆっくり長く吐け」
俺がそう宣言すると急に顔が強張り緊張し、ゴクっと喉が鳴ったのが聞こえた。
「う……ん」
森本の強張った頬にチュっとキスした。
「そう緊張するなって、俺まで緊張する。大丈夫だ。怖かったら、俺にしがみつけ‼︎」
森本の細い腰を両手で持ち位置を確認し、後孔に俺の男根を宛てがう。
「挿れるぞ‼︎ ゆっくり挿れるが、息をちゃんと吐けよその方が楽だ」
「……は…い……こわっ…あっ」
最後まで言わさず俺は男根をズブッと、先っぽだけ潜り込ませた。
「いっ…ひゃああ…うぅ…ひぃい」
叫び声を上げ、俺の体にしがみつく。
「まだ先っぽが這入っただけだ。リラックスしろ。息を吐け。じゃないと俺も辛い」
まだ、先っぽが這入っただけだってーのに、体が強張り後孔も緊張しキツい‼︎
「は…い……はぁ~はぁ~ふう~……」
素直に俺の言う通り息を吐く森本のリズムに合わせ、入口でゆっくりと出し入れし少しずつ奥へ挿れていく
あんなに時間掛けたが、やはり緊張で入口がまたキツくなってる。
ミチミチミチ…と、聞こえるような錯覚すら感じる程だ。
「そう、上手いぞ。ゆっくりだが這入ってる。この太い部分が這入れば、もう大丈夫だ。もう少し頑張れ‼︎」
ズリズリズリ…ズズズ…ズリズリズリ…ズズズ…
「うぅ…大き…無理…かも……あぁ…」
「大丈夫だ‼︎ 無理じゃない‼︎ もう少しだけ…頑張れ‼︎」
ゆっくり時間掛け出し入れし進め、やっと俺の男根の半分が潜り込んでた。
このままだと俺も森本も辛い‼︎
そう判断し、俺は残りの半分を何も言わずに一気に最奥まで突き入れた。
ズブッズブッズブ……ズズズズ…ズブッズブッ…ズン‼︎
「いやあああ…ひぃい…ぃああああ」
部屋には森本の叫び声が響き、そして俺の両肩をグッと強く掴む手が森本の今の状況と気持ちが伝わる。
「はぁはぁ…悪い‼︎ あのままだと埒が明かないと思って、最終手段に出た‼︎ 痛かっただろ⁉︎ ごめんな‼︎ 」
目を見開き口を開け天井を見てた森本の男根は挿れた衝撃で萎えてた。
不味かったか⁉︎
嫌だ‼︎ 止めたい‼︎と言わないで欲しい。
森本の口から発せられる言葉が怖くドキドキ…してたと同時に、入口はキツかったが中は時間掛けただけあって柔らかく包むような締め付けに、俺の男根はドクンドクン…脈打つ。
俺の大きさに馴染むまで待つと言う事と森本からの言葉も待って動かずジッとしていた。
「はぁはぁはぁ…ふう~……すみません……覚悟してたのに……はあ~、いざって言うとやっぱ…怖気づいて……すみません…挿れ始めた時は、やっぱり痛かったけど……這入ってる途中はそうでも無かったのに…最後にズンってきて…頭に衝撃が起きたような…目がチカチカ…するような………あ~何言ってるんだか…衝撃が凄かっただけです……本郷さんもキツかったでしょ?……それなのに時間掛けてくれたのに……僕は…大きな声出して……すみません」
痛さに耐え、俺に文句の1つも言わずに……逆に俺を労るような庇うような言葉を……本当に器が大きいって言うか、なんて良い子なんだ。
森本と出会えた事に感謝した。
「ありがと‼︎ 俺は凄~く気持ち的にも体的にも感動してる。森本君とやっと1つになれた‼︎ これで身も心も俺の者だ‼︎ 晴れて恋人同士だ‼︎ 良いだろ⁉︎」
クスクスクス……
「僕は旅行に来る前から恋人だと思ってますよ⁉︎」
「俺もそう思ってたが……やはり体も欲しかった。セックスも愛情表現の1つだと思ってる」
遊びの相手には性欲処理で、好きな相手とは愛情表現になるんだから精神状態が…いや気持ちが違うと、こうも変わってくるんだから不思議だ。
遊び相手には出す事が目的で、好きな相手には奉仕する気持ちが強くなり気持ちも確かめたくなる、そこが違う‼︎
「……動いて良いです……初心者なので…お手柔らかに、お願いします」
「解ってる。ゆっくり動く……森本君のモノが萎えたな」
萎えた森本の男根に手を掛け扱き始めた。
シュッシュッシュ…スリスリスリスリ…シュッシュッシュ……
「ぁあ…んん……ぁ…いぃ」
数回扱き刺激を与えると勃ち上がってきた。
これなら大丈夫だ。
森本の男根を片手でゆっくり扱き快感を与え、感じてる隙に片手で腰を持ちゆっくりと揺らし始めた。
「ひぃ…うう…ぁう…ん…ああ…いい…ぁ…変な感じ……両方…なん…ぁあ」
男根で感じ、後孔ではまだ違和感があるのが喘ぎ声で解る。
男根に集中出来ず気が散って、どうしたら良いのか戸惑ってる様子だ。
俺の方は後孔の入口付近はキツく中は柔らかいのに締め付け、ギュッと絞り取られるようで凄く感じる。
ローションで滑りも良く、少しずつ腰の振りを早くしていくのに合わせ扱く手も早くなる。
ズブッズブッズブ…シュッシュッシュッ…グヂュグヂュ…ズブッズブッズブ…ズリズリズリ…シュッシュッシュッ……
ヤバい‼︎
気持ち良過ぎて…逝きそうだ‼︎
根元から柔らかく絞り取られるような快感‼︎が、堪らない‼︎
腰を持つ手に力が入る。
「ああ…すごっ…ぁあ…うう…いぃ…ぁあ」
腰から手を離しユッサユッサ…ベットで揺れる森本の肩に手を置き引き寄せるように押さえ、俺は後孔の奥深くまで突き入れた。
「ぁひい…奥が…ぁあ…奥まで…ああ…ぁあ」
「も…保たない! 少しスピード速くする‼︎ 一緒に逝こう!」
頭を縦に何度も振り、俺の言った事に反応した。
俺は逝く為に更に扱く手を早め、森本の肩を押さえ付け腰の振りを速くし、後孔のしこりを何度も擦るように突き上げ.突き入れた。
グッグッグッ…ズリズリズリ…ズンズンズン…ズブッズブッズブッ…シュッシュッシュッ…ズンズンズン…グヂュグヂュグヂュ……グッグッグッ…
「ひぃいい…あああ……すごっ…すごっ…くう…あああ…いい……だめ…逝くぅ」
「逝って良い! くっ…うう…俺も…逝く‼︎」
ズブッズブッズブッ……ヌチャヌチャヌチャ…ズンズンズン…シュッシュッシュッ…ズブッズブッズブッ……もう…ぁあ……ズンズンズン…グッ…ズン‼︎
最奥に突き上げた。
「ひゃああ…あああ…出る…出る…うっ…うう」
森本の男根からはピュッピュピュ…タラタラ…白濁が出て流れ、俺の手を濡らし腹に垂れてる。
森本の逝った衝撃で後孔は収縮し、俺の男根をギュッギュッ…これまでに感じた事がない程の凄い締め付けで、背中に快感が走る程衝撃があり背中を震わせ俺も最奥に突き入れ腰を回し、奥へ奥へと思いっきり放つ俺の白濁は勢いが止まらない。
「んぐ…くっ…ぐっ…ぁあ…うっ…う」
「ああぁ…あつ…本郷さ…出て…感じ…ぁ」
はぁはぁはぁ…はあ~~気持ち良かった~……すっげぇ~気持ち良かった‼︎
森本と気持ちが通じてからずっと自慰で我慢してた分久し振りにセックス…いやこんな気持ち良いセックスしたのは何年振りだろう。
やはり…気持ちが伴うと違う。
暫く息が整うまでジッと動けずに居た。
2人の息遣いだけが熱気のある部屋に響く。
好きな…愛してる人とのセックスは特別だった‼︎
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