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第374話 ~番外編 和樹ver.~R18

一旦、離した腰をまた密着し俺と和樹の男根が触れた。 あっ! うっ! 少し触れただけでも、俺の男根は敏感に快感を感じ取る。 和樹は太腿に跨り俺の首に手を回したままゆっくり腰を上下に揺すり始めた。 うぅ…擦れて……気持ち良い! お互いの男根の裏筋が擦れ鬼頭が揺れる。 スリスリ…スリスリ…… 和樹の腰が上下に振る度に裏筋が擦れて気持ち良いが……もっと激しく強い刺激が欲しい。 「んん……ぁん…ん」 「和樹、気持ち良いが、もっと激しくしたい!」 「あぅ…ん…海の好きに…ぁ…ん」 良し! 俺は少し腰を引き隙間を開け和樹の男根と俺の男根を一纏めに握り、和樹の腰の揺れに合わせ扱き始めた。 「ああ…海…ぁん…あぁ…いい」 「あぁ…俺も凄え~良い」 ズリュズリュズリュ…シュッシュッシュッ…スリスリ…ズリュズリュズリュ…シュッシュッシュッ…… どちらのものか解らないが、いやお互いの男根の先っぽから我慢汁が垂れ扱く俺の手を濡らし、更に滑りが良くなった。 ヌチャヌチャヌチャ……と扱く音に濡れた卑猥な音が加わり、目だけじゃなく聴覚からも興奮させられる。 「くっ…いい……うう」 「海…俺も…いい…ぁあ…このままだと…ぁん」 和樹は太腿に跨り俺の肩に両手を乗せ腰を振ってたがピタリッ!と腰の振りを止めた。 シュッシュッシュッ…ズリュズリュ…… 扱いてた俺の手に手を重ね止めさせた。 「…和樹…ん…何……どうした?」 「ん…ぁ……海…凄く気持ち良い……このままだと……逝っちゃう」 「別に、構わないだろ?」 逝きたいなら逝かせてやりたいと扱く手を再開させようとした時に、やはり止められる。 「海……ジッとしてて」 膝立ちになり腰を浮かし、後ろ手で俺の男根を持ち後孔に宛てがい先っぽを擦りつけた。 うう…先っぽが……。 気持ち良いが、和樹が何をしようとしてるのか?が解り、俺は慌てた。 「和樹、まだ解してない。このままじゃ無理だ!」 「ううん……大丈夫。昨日もヤッてるし、それに俺の唾液と海の体液で濡れてるから大丈夫だよ。ゆっくり挿れるから」 嬉しいが……確かに早く挿れたいが……それと同時に無理はさせたくなかった。 「……無理するな」 「無理じゃないよ。俺がしたいから。海はジッとしてて」 「無理そうなら止めて良いからな」 「うん」 和樹はにっこり微笑みチュッとキスし、後ろ手で掴んでた手を離し俺の肩に両手を置き、そのまま腰を下げ始めた。 ヌプッ! 先っぽが本の少しだけ入りグッと腰を下げ、また少し入りゆっくりゆっくり…入れては止めを何度繰り返す。 グッ…ズリズリ…グッ…ズリズリ……グッグッ…ズリズリズリ…… 「太い所が入れば後は楽だ……もう少しだが無理はするな。くっ…大丈夫…か?」 ミチミチ……と音がしそうなくらいに広がり太い所を受け入れ、和樹は息を吐きながら少しずつ腰を押し進めてる。 「ふう~はあ~……大丈夫……ふう~…うぅ…海…はあ~……」 焦ったく一気に腰を突き入れたい衝動を抑え、和樹の好きなようにさせ、俺はゆっくりじわじわ締め付ける快感を味わってた。 グッグッ……ズリュズリュ…ズズズ…… 1番太い鬼頭の所が入り腰を止めた。 「ああ…うぅ……ぁ…ふう~…あと少しかな…」 「太い所は入ったが、まだだ。くっ……でも…もう楽になるはずだ……うっ…締まるぅ」 「ふう~……頑張る!……ふう~……」 今度はさっきの慎重さとは打って変わって体重をかけグイグイ…グッグッ……と腰を進めた。 「和樹! 無理するな!」 ズブッズブッズブッ……グッグッ…ズリュズリュ……ズブッズブッズブ……ズン‼︎ 「うぅ……う…くっ……うう……んあああ」 最後まで俺の男根を後孔に収め、和樹の悲鳴に近い声がした。 「くっ…んく……和樹……うう…大丈夫…か?」 凄い締め付けだ‼︎ キツい‼︎ はぁ~~、でも気持ち良い‼︎ 「はぁはぁ……ふう~~……海の……全部這入った凄く硬く熱い……俺の中で……ぁあ……海の……感じる……」 俺の男根の硬さや熱さを後孔で感じると言われ、俺は純粋に嬉しくなった。 聖なる儀式⁉︎ そんな感じがした。 心や体はもちろんだが、魂でもお互いがなくてはならない存在だと.唯一の存在だと言ってる。 馴染むまでジッとしてる和樹を抱きしめた。 「和樹、愛してる‼︎ 言葉では足りない程に心から愛してる‼︎ それは結婚と言う形に変わっても変わらない‼︎ 俺は今後の人生を和樹と一緒に歩んで、そして……和樹の側で死にたい。ただ和樹と一緒に居たいだけじゃないんだ。そのくらいの覚悟をもって和樹に結婚を申し込んだんだ。付き合って居ても結婚しても、これから先の人生は色々あると思うが……その度に喧嘩したり誤解したり、それでも最後にはお互いの元に帰ろう‼︎ その為に…帰る場所は1つと言う意味でも結婚したかった。俺の言ってる事、解るか?」 俺の肩に顎を乗せたままコクリと頭を縦に振った 「俺の帰る場所は海の所だけだよ。俺…今日は…海だけが俺を欲しいと思ってるんじゃない……俺も海が欲しいし、俺の全てが海の者だと解って欲しくって…恥ずかしいけど…自分から積極的に動いたんだ。今日まで1人で頑張ってくれて…そして、これからの2人の事も考えてくれた海……感謝と嬉しい気持ちでいっぱいで…俺は何も持って無いし何もできないけど……自分の気持ちだけは正直に素直に海に表したいと思って……海、愛してる‼︎」 「和樹‼︎」 俺達の気持ちは1つだと感じた。 そして俺は和樹の唇を奪った。

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