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第6話 大学生活
アイツと知り合ってから、サークルの奴らとたまに時間が合えば、学食で食べたり、帰りに晩飯食べたりした。大体、メンバーは、変わらない。内田(チャラい、噂好き、場を盛り上げる)、山瀬(温厚で、人当たりがいい)、中嶋(ハッキリ物を言う) 、アイツ、アイツの隣にいつも居る保田武史。
今もサークルの帰りに、内田が「腹減ったー。夕飯食べて帰ろうぜ」って、いつもの奴らを誘って、ファミレスにいる。
それぞれ好きな物を頼んで、腹が満たされた所で、内田の誰が可愛いとかこの間の合コンの話とかどうでもいい話を聞き流しながら、俺の頭では、どうして、いつもアイツの隣の席は、武史が当たり前のように、陣取っているのかが、気になっていた。アイツが座ったら、当然のように、周りの奴らも全然気にしてないようで、それが、普通みたいだった。まぁ、学内でも学食でもいつも隣にいるから、今更だが、今日は、凄く気になって、気分が良くなかった。
そんな事を考えて、ボーとしてたら、中嶋が
「赤石と保田って仲いいよな」って言っていた
「俺と武史は、高校からの付き合いだし、腐れ縁?的な。武史、無愛想だから、友達少ないからねー、付き合ってみれば、いい奴なんだけど、誤解されがちなんだよね。もっと、愛想良くしろって言ってるんだけどねー」って言って、アイツに笑いかけてる。また、気分が下がった。
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