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第25話 久しぶりの夜遊び(和希)
正志さんは、ノリも良く話しても楽しかった。
遊び慣れてる感じだったが、あんまりイヤな感じがしないのは、この人の話上手な所がそう思わせないのかもしれない。
正志さんから
「そろそろ、2人にならない?」って、耳打ちされた。
今日は、いい人がいたら、最初からそのつもりだったから
「そうだね」って、答えてた。
チラっと、武史の方を見たら、武史も綺麗系の男と顔を寄せて、いい雰囲気だった。
武史も今日は、決まった相手見つけたと思って
正志さんに、バレないように、武史に、花のスタンプのLINEを送った、すぐ、武史からも、花のスタンプが返ってきた。それを確認して、俺は、武史さんと店を出た。
LINEで、相手が見つかった時は、花スタンプ。
見つから無いで、帰る時は、涙目のかえるスタンプを送るのが、俺達の昔からのルール2だ。
外に出たら、正志さんは、ストーレートに言ってきた。
「ホテル行く?」
「正志さん、ストーレートすぎ(笑)、本当に男とは、久しぶりだから、優しくしてね。」って、首をコテって、正志さんの肩にもたれさせて、お願いする。
「あ〜、マジ可愛い。俺、今日スゲ〜、ラッキーだ。和希に会えて」
リップサービスだと思っても、そう思ってくれたのは、嬉しかった。
正志さんが決めたホテルに2人で消えた。
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