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第62話 (拓真)
「拓真、今日、暇?」
確か、前に1度寝た女だ。名前は、わかんねー。興味無いから。
「まぁな。どっか遊び行く?」分かってるけど、一応聞く。
「遊びじゃなく、夕飯食べたら、2人に慣れる所行かない?」
あー、どうすっかな?レベルは、上だな。顔とスタイルは、いい。性格なんて、どうでもいい
暇だし、溜まってるから、丁度いいか。飯が面倒だな。
「どうするかな?暇だし、いいよ」
「いいの。じゃあ、いいレストラン見つけたから、そこ行こう」
腕に絡んできて、ベタベタして、化粧くせぇ。
あーコイツも、もう終わりだな。3度目は、無いから。
俺は、レベル下は、相手しない。レベル中で、遊びに行くし話しもするが、セックスは、誘われて1回だけ。レベル上だと、遊びと話しするがセックスは、2回まで3回目は、無い。
それは、1回やって、良かったら2回目も誘われたら気分でやるが、3回目やると女が勘違いするからだ。
それと、俺からは、絶対に誘わない、これも勘違いされ無い為だ。
周りの奴らは、サイテーとか言ってるが、 全然その気無い相手に、ズルズルして思わせ振りな態度の方が、俺は、サイテーだと思うけどね。
だったら、はっきりとその日だけの相手だと分からせた方が、お互いの為だ。
俺なりの優しさなんだけど、わかんねーか。
アイツだけには、分かって貰いたいけど、俺の普段の行いみたら、無理か。と考えながら。
「じゃあ、そこ行こう」にっこり応える。
面倒だが、俺も男だから、溜まるし、性欲は、あるし、自分でやるよりは、気持ちいいし。
また、今日も、性欲処理するか。と思ってると
あー和希に会いたい。何やってんだ。俺。とも思う。
どうにもならない日々を、イライラ、モヤモヤしながら過ごしてた。
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