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第63話 お試し期間中(和希)

お試し期間を始めて、2週間経った。 亮介は、結構、マメで、殆ど毎日の様に、LINEをくれるし、俺が木.日の夕方からバイトがあるから、金.土か土曜日だけの時もあるが、亮介のアパートに泊まりに行ったり、平日も時間が合う時は、会っていたりする。 2週間経ったんだなぁ、正直、言われ時は、その場の雰囲気で、亮介が、盛り上がって勢いで言ってるかもと半信半疑だったし、多分、日にちが経ったら、面倒で自然消滅するんだろうと思って、様子みていた。まさか、亮介があんなにマメだと思わなかったし。 俺も、亮介の気持ちに、ちゃんと向き合わないとな。お試しって言っても、彼氏なんだから、これからは、亮介を優先しよう。 拓真とは、大学で、嫌でも会うし、視界にも入るし、噂も聞くから、気になってしまう。 拓真の事は、考え無いようにしたい、出来れば、好きな気持ちも無くしたい。'どうにも慣ら無いんだから'と諦めているからだ。 だから、少しずつ距離を置こう。誰にも気付かれず、少しずつ。離れていけば、気持ちも落ち着くかも。今は、亮介が居てくれる。 後は、武史に、亮介の事話て、夜遊びは辞める事も言おうと思った。今日、飲みながら話しよう。 武史とは、普段は、お互い干渉しない。が、やっぱり、何かあると相談するのは、武史だ。 武史は、普段無口だが、相談すると、真剣に聞いて、良くも悪くも武史の考えをアドバイスしてくれる。伊達に、長い付き合いじゃ無い、俺の性格を知っているから、的確なアドバイスだ。頼りになる奴だ。 早速、武史に、今日の予定をLINEで聞こう。

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