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第68話 お試し期間中(和希)

亮介とは、順調にいっている。 俺が、木・日がバイトだから、平日は、お互い時間ある時、亮介のアパートに金曜日だけか金・土で泊まったりしている。会わない時は、LINEもマメにするし、お互い好きなゲームも 一緒だったから、オンラインゲームもしてるし 殆どの毎日、亮介と何かしている。 平日は、ご飯食べに行ったり、スカッシュ、卓球、ゲーセンとか。 泊まりの時は、晩御飯がてら飲みに行ったり、アパートで2人でご飯作ったり、DVDを借りて観たり。 セックスもする。泊まりが金曜日は、激しいし回数も多いから、土曜日は、昼頃までベッドから起きれない、夜は、日曜夕方にバイトあるから、少し手加減してくれる。 亮介優先で、過ごしているこの頃だ。 サークルも週に1〜2、学食も時間をずらしたり行かなかったりして、拓真には、分からないように少しずつ、距離を置くようにしていたが 拓真が、夏休みの時みたいに、バイト先に晩御飯を食べに来るようになった。 拓真から、「また、バイト先に、晩御飯食べに行っていいか?」って、聞かれ、来ないでとは、言えないから、「いつでも。売る上げご協力ありがとうございまーす」って、チャカして言ったが、いつでもって、俺が居ない時にって意味だったんだけど、分かりにかったのかなぁ。 それからは、毎週木曜日に来るようになった。たまに、日曜日も来る。 はーぁ。せっかく、距離を置き始めてたのに、拓真の行動が分からないが、拓真的には、友達のバイト先に、遊びがてらご飯食べてるって事だろう。拓真は、気紛れだから、また、来なくなるに決まってる。期待は、しない。 拓真が来ても、忙しい振りをして、夏休み中みたいに相手には、しないようにした。 俺には、今、亮介がいる。亮介とちゃんと向き合うって決めたんだ。自分に言い聞かせる。

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