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第71話 ラブラブ?(和希)

亮介と晩御飯を食べながら、スマホで'近場の夜景'って検索した。丁度、ここから2時間ぐらいの所に、良さそうな場所があったから、そこに、向かう事にした。 山道を登っていく車中では、オンラインゲームのラスボスが強すぎるから、どんな戦法でいくか?アイテムは、何が必要でどれを使うか?とかお互いの大学での面白い話をしたり、目的地まで、話しが尽きない。 目的地に着いた時には、11時過ぎていた。山の頂上付近の駐車場に、車を置いて。亮介のパーカーを着たらブカブカ、でも暖かい。俺を見て「なんか、服が歩いてるみてぇ」 「どうせ、亮介より小さいですよー」ぷくっと頬を膨らませる。 頬を突っついて、「可愛いー。彼シャツじゃなく、彼パーカー?」あははは 「何、それー。もう、馬鹿な事言ってないで、自販機で、あったかい飲み物買って、行こう」 駐車場にある自販機で、コーヒーとココアを買って、少し歩いて行くと広場に出た、そこからの夜景が凄かった。 山から見下ろすと、海沿いの24時間体制の工場地帯の明るさが海に写っている。工場地帯だから、周りのお店も遅くまでやっているので、そこ一帯と海と船が明るくしている。暗闇の中で赤、緑、青、黄色、混ざり合って、紫やオレンジ、幻想的で綺麗だった。 俺は、感動しまくりで、言葉が出なかった。 暫く、無言で、夜景を堪能してると、亮介が手を繋いできた。恋人繋ぎだ。 「スゲェなぁ。都会のオフィス街の夜景とは、また、違った良さがあるな」 俺も、手を握り返して。 「うん。工場地帯だからか迫力がある。けど、凄く綺麗。幻想的だね」 「やっぱ寒いな。和希、あそこ座りながら、夜景みようぜ」手を繋ぎながら、歩いた。 寒いから、くっ付いて座ろうと言われた。まさかの、亮介の膝の上だ。亮介は、背後から包み込むように抱きしめてきて、俺の肩に顎を乗せている。 「あー、あったけー。このまま暫く居ようぜ」 「うん。今日、ドライブ連れて来てくれて、ありがとう。亮介が連れて来てくれなかったら、こんな綺麗な夜景、一生見られなかった」 「和希、あんま可愛い事言うなよ。我慢出来なくなるだろう。俺も和希と見れて嬉しいよ」 俺の顔を後ろに向けて、チュっとキスする。 俺も、ありがとうの意味を込めて、チュ。 「あー、和希可愛いー」嬉しさ満開の笑顔。 もしかして、俺達、ラブラブか??

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