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第129話 R18(和希)
拓真のお強請りとお願いにニコっと微笑み上目遣いで「拓真、気持ち良かった?」わざと聞く。
「ああ、気持ち良かったから意地悪するなよ、遊んで無いで逝かせろ」
「いつでも逝っていいのに」
口に無理矢理入れられ頭を両手で持ち腰を振り始めた
「はあ、いい…ほらもっと奥まで入れろ…」
ヌチャヌチャ…ジュルジュル…
俺は拓真の根元に手で輪を作り直ぐには逝かせないようにギュっと握る。
「うう…和希…手離せ…逝けない…はぁはぁ」
それでも腰を振り続け俺も頭を前後に動かす。
「はぁはぁ…和希…頼む…マジ…キツイ」
手と口を離し
「はぁはぁはぁ…たくまぁ…挿れてよぉ」
「……解った。ベット行こう」
俺の願いを聞いてベットに行き
「拓真、寝てよぉ」
ニヤニヤしながらベットに横になり俺の意図を察して
「和希…まだ解して無いぞ。大丈夫か?」
「拓真のフェラしながら自分で解したから」
「へぇ、自分でしたのか?オナニ-の時はしないのにな」ニヤニヤ笑う。
拓真の上に乗り、手で拓真の男根を確かめ腰をゆっくり下ろしていく。
自分の体重で奥まで這入り
「ああ…奥まで…あん…いい」
奥まで届き気持ち良さと自分のいい所に当たるように腰を前後に振り始め、上下にも振り続け自分でも可笑しくなるくらい腰を振る。
「……和希…いい…あんまり締めるな…我慢してた分、直ぐ逝きそうだ…うう…」
拓真の声に腰の振りを弱め緩く腰を振る。
「…和希…また…焦らすのか?…それなら」
体をひっくり返され背後から一気にスブズブ…ズン
「ひいっああ…たくま…うぅん…だめ…」
「焦らす和希が悪い。もう限界、俺が動く覚悟しろよ」
言ったと同時に腰をガツガツ穿ちピストンを激しくし
「うが…ああ止まんねぇ…気持ちいい」
スピードを増し腰を振り俺も余りの激しさに体が揺れる。
「拓真…そこ…いい…はあん…もっと欲しい」
「嫌ってくらいやるよ、はぁはぁ…んが」
パンパン…ガツガツ……
「和希…だめだ。逝く…うぐぅ…うっ…ううっ」
「俺も…ああ…ううっ」
俺の背中にドサっと覆い被さる。
「はぁはぁはぁ…ふう…焦らすから我慢できなかった…ふう」
拓真から抜き俺は拓真の逝ったばかりで柔らかくなってるが芯はまだある男根を確認して黙って手で扱き始めた。
「おい、和希?」
扱き始めると段々と硬さが戻り俺は自分で中に挿れて腰を振る。
「和希、まだ足りなかったか?和希から求められるのは嬉しい」
「充分足りてるけど、変なスイッチ入ったみたい。拓真が欲しくて欲しくて堪らない」
「嬉しい」
拓真も下から突き上げ俺も上下に腰を振りもうわけが分からなかった。
「拓真…いい…もっと…ね」
「俺もいい…和希、和希」
穿ちを激しくし俺ももう堪らず自分の男根を手で扱き始め終わりが見えてきた。
「んん…拓真…逝くぅ…うっ」
俺の締め付けで拓真も白濁を中に放す。
はぁはぁはぁ…はぁはぁはぁ…
「もう、だめぇ…もう出ないしお尻もヒリヒリするぅ」
「俺も何にも出ない、ちんぽも痛えし」
「………」
2人で顔を見合わせて笑う。
「流石にやり過ぎだよ」
「そうだな。来てからずっとセックスしてたしな。俺も取り敢えず満足したから2〜3日はしないで課題もしなきゃだし外にも行って遊ぶか」
「うん。もう疲れた、眠い……」
俺は意識を飛ばした。
ふと夜中に目が覚め拓真が抱き締めて寝ていた。
俺はなぜあんなに拓真を求めたのか解っていた。
時々、拓真は自覚無く女の子と比べるような言い方をする。
「乳首こんな小さいのに感じるんだな」とか「フェラが上手い」とか。
今まで女の子しか知らないんだから仕方ないとは思うが、比べられて俺で満足して欲しい、女の子より良いと思って欲しい、取られたく無い。
俺の体に夢中になって欲しいと心の底で思っていたから変なスイッチが入ったんだ。
カッコいい拓真の顔を見て俺無しで居られなくなればいいのにと考え拓真にギュっとしがみつき、また眠りについた。
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