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第130話 (拓真)

それから3日間は、午前中に同じ講義の課題を2人で片付け後は、其々違う課題をしたり午後からは車でス-パ-まで買い出し行ったり街をふらふら散歩しながら店を見たり別荘近くの湖まで歩き魚釣りしたりと健康的に過ごし夜はテレビを見たりゲームやDVD見てセックス無しで2人抱き合って眠る。 料理を作ったり和希と2人で居ると何をやっても楽しかった。 こんな日々も穏やかで俺は好きだ。 この前セックスした時の和希はいつもと違って小悪魔ぽくってそんな1面もあるのかとまた違う魅力を感じて俺は更に和希に夢中になっていた。 もう明後日には帰らないといけないと思うと、また俺は気が滅入ってきた。 帰ったら俺だけの和希じゃなくなるからだ。 和希は誰にでも優しく皆んなに平等に接する。 たぶん和希の中では俺は多少なりとも優先にしてるとは思うがそれだけじゃあ俺は物足りない。 もっともっと俺を優先にして俺だけを見て欲しい、だからこの間和希から求められたセックスは本当に嬉しかった。 今、和希を独り占めしているから尚更そう思うようになった。 だから俺は残りの2日間は和希と別荘に篭りセックスする事にした。 「和希、もう明後日帰るんだな」 「そうか、そんなに日にち経つんだ。色々あったけど楽しかったから早いね」 「もう、ケツはヒリヒリして無いか?」 ニヤニヤしながら話す。 「…大丈夫だけど…まさか」 青くなったり赤くなったりする顔を見て、和希も期待してるんだろうと思い 「そのまさかだな。後、2日間は、またやってやりまくるから俺の方はいつでも準備万端だ」 ジッパーを下ろし自分のモノを取り出し扱き始めると和希は黙って俺の前に跪き舌を出しチロチロ舐め始めフェラをする。 突然の和希の行動に驚いたが和希も俺を欲しがってると嬉しくなった。 和希の舌使いを堪能し腰を振りたいのを我慢して和希の頭を撫でながら 「和希、ベット行くか」 本格的にしたいとベットに誘う。 口を離し「うん、俺も拓真の事欲しい」 上目遣いで唇を舐め、これからの事を想像させる様な仕草と誘い文句を言う和希に煽られ、手を出し立たせ手を繋ぎベットに向かう。 それから俺達は時間も忘れヤリまくった。 和希が「本当にもうだめ」「許して」と言っても聞かず満足するまでやった。 次の日からまた、ノ-パン命令を出しキッチンでも風呂場でも俺はやりたくなったらやり、食事の時も挿れっぱなしで膝に抱きご飯を食べさせたりもした。 和希も帰る日が近いと感じて俺の事を求めてきた。 俺だけじゃないとそれが嬉しく何度和希の中に注ぎ込んだか解ら無い。 もう片時も離れたく無かった。 ここから出たらこんな風に和希を独り占め出来ない。 このままずっと一緒に、ここに閉じ篭って居たいと本気で思うが現実的には叶わない夢だ。 そう思うと帰る間際まで和希を抱いた。

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