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雨の日イチャイチャ編 4 最の高

 うちのラグは丸洗いオッケー。じゃぶじゃぶ洗えて、小さいお子様がいても安心、何を零しても大丈夫ってやつ。 「ぁ、高雄っ、も、出てしまう」  そう、何を零しても平気 「もう?」  コクコク頷いて、ラグに額を擦りつけた。ちなみに毛足は長いふわふわふかふか。クリームベージュの柔らかい感じで、それに頬を寄せる要とかさ。 「どうされながらイきたい? 要」 「……ぇ、えっと」  しかも、そこに裸で横たわってるって、絶景だろ。  すげぇ良い眺め。無毛に恥らってピンク色になるくせに、気持ち良くなりたいと欲張りなそのピンクの先端からトロリとやらしい先走りを零してさ。ちゃんとしっかり勃ち上がらせて。 「どうされたい? 要のしたいこと、されたいこと、全部やってやるから」  いくらでもやる。なぁ、これって、興奮度が上がる喧嘩後の仲直りエッチってやつ? 「全部?」 「あぁ」  いいよ。丸洗いオッケーだから、いくら零しても大丈夫。 「じゃ、あ……乳首、触って欲し」  全身ピンクにして、ラグのふわふわにすら甘えるように頬を寄せながら、視線はこっち、とかさ。  そんで、びしょ濡れの俺を見て欲情したからと硬くシコらせた乳首へのキスをおねだりされるとかもさ。 「あっ……ン、ぁ、高雄っ」  小さくキスをすると小さな声が上がった。そのまま口に含んで、硬さを確かめるように舌で濡らして、粒をもてあそぶ。 「ぁ、あっ」  乳首だけしかいじってないのに、腰を浮かせるのがエロい。無意識にカクカクさせつつ、胸にしゃぶりつく俺の頭を抱き締めた。 「ぁ、ダメ、イっちゃうっ」  そう小さく囁いた直後だ。 「あぁぁぁっン」  あっまい声を上げて、要がイった。 「や、ぁっ……」  鬼課長の喘ぎは花の蜜みたいにトロトロに甘くてエロい。声だけで、パンパンに痛いくらいに反応するくらいに最高な嬌声。 「あっン……も、出ちゃった」 「要……」  可愛い喘ぎ声に興奮の指針とか普通に振り切れる。抱き潰したい欲求に駆られながら必死に手綱を握った。エロくてヤバいこの人をトロトロにしたい。 「ぁ、やぁっん、まだ、ダメ食べちゃ」  中も全部俺でいっぱいにしてやりたい。真っ赤になって柔く濡れたあの中に、俺のを。 「高雄っ、ぁあンっ、ぁっン」  昨日もしたんだけどな。今日は休みだからって、昨日の夜だって散々抱いたのに。ほら、中がまだ柔くて、濡れてて、そんで、昨日だけじゃ足りなかったみたいに、うねってる。何回もイかせたのに。  何回もイったのに。  俺はあんたの中でまたイきたくて、あんたの中も今すげぇ気持ち良さそうに俺に指に絡み付いてきてる。 「高雄の舌で溶けちゃう」  言いながら、要が身悶えて、腰を揺らした。フェラを堪能するようにピンクのペニスを俺のベロに擦り付けてきて、たまらない。しかも、チラッと見上げれば、興奮に赤くなって、大きくなったスケベな乳首がある。すげぇ、美味そうなゼリービーンズみたいで、喉が鳴る。  溶かしたいっつうの。この興奮して熱くなった口の中であんたのピンク色をトロトロのドロドロに。 「あの、ね……高雄」 「?」  ピンクに夢中にしゃぶりつきながら、中をほぐしてた俺の頭を、要の繊細な手が撫でた。股間に手を伸ばして、さっきイったばっかで全身を薄っすら紅潮させた要が頬を染めて、こっちを見つめてた。 「本当は、もうそんなに気にしてない」 「……」 「普通の、その日常では、むしろ、嬉しい、かな」  もごもごと、口を動かしながら、よかったコンプレックスがなくなってきてたんならって、こっちは安堵して胸を撫で下ろしてたんだよ。それなのに、どうしてあんたはそうやって俺の心臓を射抜きに来んだよ。 「フェラチオの時、も、申し訳ないんだが」 「?」 「高雄の髪がその、お、お」  お? 「おち……んちん、んに触れて、すごく良い気持ちになれる、から」 「……」 「毛、生えたことないから、なんだか、不思議な感じがするんだ。それと同時に、その、とても興奮して射精してしまいそうになる。今も」 「……」  ちらりと視線を自分のピンクペニスへと向けて、頬を染めた。 「ぱいぱんだからこその快感かなと……思うんだ」  爆発するかと思った。いや、この場合暴発か。なんで、そうパワーワード並べて可愛い顔して、真面目にしゃべるかな。フェラの最中の俺に。 「それに、あの、だからな? その」 「……」 「もう、興奮してて、だな」 「……」 「射精、して、しまいそう、だから」 「……」  大きく脚を広げて、指でほぐされてる孔を自分の手で開いてみせた。 「早く、挿入して、ぁン」  甘い悲鳴は指を抜いたから。こっちは抱き潰さないようにってしてんのに。 「それに……ぁ、あっ」 「それに、何?」  興奮がヤバくて、自然と汗が伝う。 「ぁ、あっ、ン、ぁ、熱いっ……の、高雄の、大きいっ」  昨日、あんなに抱いたのに。 「あ、あぁ、ぁぁああぁっ」  嬉しそうに締めつけるなよ。 「ぁ、ぁっ、あっ……ン、高雄の、大きくて太いの」  昨日、散々セックスしたのに、挿れただけでイきそうになるなよ、俺も。 「動くぞ」 「ン、ぁ、ぁ、そこ、好きっ」  知ってる。昨日ここでイっただろ? 「ぁ、奥、来ちゃうの、ダメ、イっちゃうっ」  わかってる。 「ひゃあっ、乳首、ン、高雄っ」  触って欲しそうに勃起させてだろ? 「ぁ、ン、ぁンっ……ン、やぁっ、ぁ」  うなじにキスをしながら、腰だけを小刻みに動かして、あんたの中をぐずぐずになるまでペニスで掻き混ぜる。 「ン、らめっ……高雄、おかしくなっちゃう」  全身キスしながら、中を擦り上げられるのは要がすげぇ悦ぶ。昨日も散々した。飽きずに何度もセックスした。けど、あんたは。 「高雄っ、たかお……ぁ、っン、あの、ね」 「……」 「あの、それに」  何度も抱いてんのに、もうこの人の身体が悦ぶこと全部知ってるのに、まだすげぇ欲しい。だって、あんたは。 「それに、ぱいぱんだと、高雄の陰毛が、触れるの」 「……」 「感じる、から。気持ち良くて、好き、ぁ、あっ、やっン……急に、激し」  あんたは最高だから。マジで。 「あ、イくって、イっ、ぁ、イっちゃうっ、ぁ、ぁ、ああああああああっ」  マジで、最高だ。

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