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第81話

見られちゃった…恥ずかしい… ぼっと全身が朱に染まっていくのがわかる。 日向がうれしそうに 下着に指を這わせているが、その触り方が何だかイヤラシイ。 「日向…触り方がいやらしい。 それに、そんなマジマジ見られたら恥ずかしいんだけど。」 もじもじしながら抗議すると 「瑞季…お前の方がイヤラシくて、色っぽくて、堪んねーよ… それに、ココ…元気になってきてるぜ。それにもう濡れてる…」 つんつんと突かれた僕自身が、レースを破りそうな勢いで成長していた。おまけに、先端から滲んだ先走りがじわりとシミを作り出して青臭い匂いを放っていた。 僕は慌てて日向の指を跳ね除けようとしたが、その手を抑えられて動けなくなった。 「こんなにかわいい瑞季が見られるなんて… 帰ったら遥さんにお礼言わなきゃな。」 不敵な笑みを浮かべて、ペロリと舌舐めずりをすると、下着の上から甘噛みを始めた。 「いやっ、やめてっ、日向っ!」 嫌と言っても止める相手ではないのはわかっている。 日向の甘噛みを受けるその部分は、布一枚隔てたもどかしさにますます大きくなり、その先がぴょこんと下着から飛び出していた。 「ほら、触ってほしくて出てきちゃったよ。 かわいいね、瑞季。ふふっ、ちゃんと可愛がってあげるから、待ってて。」

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