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第94話
日向に跨った僕の腹に、先走りでヌルヌルになったモノが当たり、にちゃにちゃといやらしい音を立て始めていた。
僕のモノも、日向の足で擦れ、見えなくてもすごいことになっているのがわかった。
僕はもう我慢できずに、天を向く日向のそれを かぷりと咥え込んだ。
苦いとか青臭いとか、そんなことはお構いなしで、ただひたすら愛する男の分身を愛したかった。
えずきそうになりながらも、喉奥まで飲み込み、溢れる涙を拭っては、側面をしゃぶり舌を動かし手で擦り、必死で愛撫した。
知らぬうちに僕の腰は揺れ、口の中の日向が大きくなり…濃い白濁の液を吐き出した。
一滴も残らず吸い取って、途中、喉に引っかかってむせそうになったけれど、全て飲み干した。
少し角度が下がったものの、硬く未だ萎えない日向の楔から名残惜しそうに口を外し、ぺろりと唇を舐めて、口元を拭ってから何度か深呼吸をし息を整え、日向を見つめた。
気持ち良かった?ちゃんとできた?目で訴える。
「瑞季…お前からしてくれるなんて…初めて…すごく、うれしい!ありがとう…」
起き上がった日向に抱っこされて、頭を撫でてもらった。
「次、お礼に俺がしてもいい?
瑞季が苦手なところも…」
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