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第131話

「イヤじゃないだろ?瑞季。 『もっとして』って言ってごらん? ものすごくキモチイイことしてあげるよ。 ほら、早く。早く言って?」 いつの間にかジーンズは膝まで下され、濃紺のボクサーパンツの上から、僕自身がゆるゆると撫でられていた。 既に色が変わっている下着のその部分を執拗に撫でられて、ますます大きさが変わっていくのを感じ、身を捩って逃げようとするのを日向は上から馬乗りになって阻止している。 「瑞季…こんなになってるじゃん。 ぐちゅぐちゅいってる…ねぇ、気持ちいいんだろ?」 日向はいきなり下着の中に手を入れ、上下に擦りだした。 ひゃぁん 子猫のような鳴き声をあげて、僕の身体はぴくんと跳ねた。 「素直じゃないなぁ…俺と…獣になって愛し合おう…」 引きちぎらんばかりの勢いで着ている服を剥ぎ取られ、光の差し込む明るい部屋で一糸纏わぬ姿にされた。 ゆっくりと自分の着ているものを脱ぎ捨てた日向は 「瑞季…綺麗…お前と一つになりたい…」 そう呟くと噛みつくようなキスをされた。

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