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第135話
全身をふるふる震わせる僕の身体を日向の大きな手がゆっくりとなぞっていく。
「瑞季…気持ちイイ?こんなに震えて…俺が怖い?
昨日は中途半端な愛し方だったからね、今からもっと気持ちよくしてやるよ…」
耳元でささやかれ、ぴくんと身体が反り返った。
かわいい…そう呟きながら耳朶を舌で嬲られ甘噛みされ、両手で赤く尖った粒を抉られた。
「あぁん!!」
ぷっくりと膨らみ尖りきったそれを潰したり引っ張ったり捏ねられたり、散々弄ばれる。
日向が触れるところがじんじんしてくる。
カーテンを開けたままの明るい室内で、生まれたままの姿を晒し、感じて乱れる姿を全部日向に見られている。
「日向…お願い…カーテン閉めて…」
「どうして?瑞季…めちゃくちゃキレイ…
天使が舞い降りたみたいだ…
もっと、もっとちゃんと見たい…」
恍惚とした表情で日向が僕を見つめる。
天使?誰が?日向、頭やられてる?
「日向…どこか打った?」
「えっ?なんで?どこもぶつけてないけど。」
「だって…天使って…おかしいよ。」
「キレイなお前をキレイだ、天使だと言って何が悪い?
俺は…お前にメロメロなんだよ…」
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