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第138話
最後はドヤ顔で言い切った。
何?何なの?僕の意識がない時に勝手に挿れた?
だから、筋肉痛なんだ…あの程度で身体が辛くなるほどやわではない。日向のせいじゃん!
呆れてものが言えない。
黙った僕をオッケーと取ったのか、日向がその熱い塊を二、三度後口に擦り付けると、ぐいぐい押し込んできた。
いやぁーーー!
首を嫌々と振って日向を跳ね除けようとする。
そんな態度と言葉とは裏腹に、僕の身体は日向を嬉々として受け入れ、まるで無数の小さな手が絡みつくようにぐいぐい締め付けて奥へ奥へと迎え入れた。
「くうっ…瑞季…これだけでイきそう…ヤバいよ、俺…
もう少し…緩めて…」
「あんっ…いやっ!日向のバカっ!やめてって!なんでっ?なんで意識のない時に抱くのっ?
くっ…それって、レイプじゃんっ!!」
そのセリフに日向は固まった。
「…レイプ?瑞季…お前…」
あ、しまった。日向の導火線に火をつけてしまった…
日向は時に、自分の愛情を否定されるとドSのスイッチが入り、僕を責め立て完全に心も体も支配することがある。
「愛があるかどうか確かめろよ。」
手首を体の脇で縫い止められ、日向を受け入れたまま鎖骨に食い付かれた。
がりっ
噛まれた?痛みと恐怖で声も出ない。
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