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**身代わり。**(1)
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「っひ、あっ、ああっ!」
室内には俺の悲鳴と、それから俺を組み敷く男の声。それから、ぶつかり合う肌の音と淫猥な水音ばかりだ。
白い肌、華奢な身体には不似合いの、長い前髪から覗く黒い目は、まるで獰猛な肉食獣だ。
俺、名取 相太 は、同じクラスの高橋 海匡 に尻の孔を掘られ、強姦まがいなことをされている。
何で俺、こんなことになってるんだろう。
事の発端は、俺を組み敷く此奴が不登校になり、先生の言いつけで訪問したことにある。
俺の姿を見るなり盛ってきて、気が付いたらベッドの上に押し倒され、この様だ。
肉棒を貫かれている尻の孔が痛い。
「っひ、っぐ」
苦しくて息ができない。
俺の目から流れるのは、いったい何の涙だろう。
苦しみに悶えていると、高橋の細い腕が前に伸びてきた。俺の陰茎に触れる。
「っひ、触んなっ、やだあっ!!」
苦しみだけでいい。快楽なんていらない。
だって俺は此奴に強姦をされてるんだ。悦になんて浸らない。浸りたくない。
それなのに、高橋は俺の陰茎を擦り、快楽を与えてくる。
「ひぃう、ああっ」
初めて他人に陰茎を触れられ、自分でするよりもずっと気持ち良い。
腰は揺れてしまう。
そうしたら、高橋の肉棒が俺のある一点に触れた。
途端に俺は言い知れない強い刺激に襲われた。
それを知ったのか、高橋は自らの肉棒でそこばかりを執拗に攻めてくる。
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