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第15章の46
すると諒は意地悪そうににやりと笑うと、
「もう一回だよ、麻也さん…こんなに…麻也さんを満足させられるのは…
俺だけ…でしょ…」
「う…ん…」
中で、また諒が育ってきているのを感じ、それに刺激点も責められて、
麻也は気持ちよさにさらわれていく。
「…麻也さん、また…可愛い、可愛すぎるよ…」
そう言って笑う諒の声にはどこか狂気の色があって…麻也は少し恐ろしくなった。
(いつも無理しても俺を笑わせてくれる諒が…いつも俺を守ってくれる諒が…)
こんな風にしたのは自分なんだ…
「…おや、麻也さん…どうしたの…? 元気なくなってきて…」
諒の綺麗な右手に包み込まれ、反応を見ながらもてあそばれ…
麻也のものが元気を取り戻してきたところで、諒はその手を離すと、
また麻也の中での動きに集中し始め…麻也の高みには構わず果てて…
また入ったまま動こうとしたが…突然、抜き取ると、諒は麻也の隣に倒れこんできた。
「あーん、俺、もっと中で発射できるはずなのに…」
と、いつもの諒に戻って悔しがる横で、麻也は仰向けのまま、
どうしてやることもできない。
声も殺せない。
「…ん…ん…は…あ…」
諒がさっきまでに放った名残が、中から流れ出るのが気持ちよくって、
でも、恥ずかしくて…
そんな時に諒は抱き付いてきて…全身で麻也の喘ぎと快感を味わっているらしい…
結局、麻也はのぼりつめはしなかったが、激しく求められ続けてぐったりで、
諒もそれは同じだったようで…
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