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第17章の47

 …そして、会議室に駆け込んできた須藤が持ってきた知らせが… ディスグラのアルバムが、シングルが、両方とも初登場オリコン1位… 予想はしていたけれど、望んではいたけれど、信じられなかった。 言葉も出ない。  頼りの社長も嬉し泣きでもう目を潤せているし…かと思えばいきなり東京ドームの話を始めるし… もうこれは想像以上に大変なことなのだと諒もますます痛感し始める。  麻也とうまくいっていないこの状況で、 自分が大きなステージに立ち続けるのは難しいと思う。 これまでよりまばゆいスポットライトを浴び続けても… 何かが足りないということになってしまうだろう… すると麻也に、 「どうしたの…? 」 と、心配そうに訊かれた。 よっぽどひどい表情をしていたのだろう。

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