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第1話の9

「…いいの…? あ、でも、もっと顏、よく見せて…」 特別な夜だから…でも、自分からあまり顔を見せると、「いつもと違う」とあやしまれるかも… 結局、いつもの通り、横を向いたまま、諒に髪をかき上げられるのを待っ…て… 「…はぁ…あ…」 「…麻也さん…色っぽい…もっと…色っぽく…してあげる…ね…」 そう言って、諒はさらに腰を動かし、麻也の最高のポイントを責める… 「…あ…あん…あ…」 「…麻也さんのイキ顏…早く見たい…」 そう言ってくれる諒がたまらなく愛しくて、麻也は思い切って顔を、諒の真正面に向けた。 が… 「…諒…っ…」

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